あくまで私の価値観や考え方ですが、
不法滞在していた「両親」は確かに不法入国の犯罪者ですが、
その咎の一部でも子供が負うと言う事には抵抗と言うか嫌悪感を抱きます。
子供は望んで犯罪者の子供に生まれる訳ではないのですから。
日本で生まれ、十年以上日本で教育を受け、
日本語以外は話せないと言う状況になるまで「放置した入管」が一番悪いのです。
妊娠中や出産直後、百歩譲って小学校入学前までになぜ送還しなかったのか。
地域の住人として10年以上義務教育をしてきて何を今更と言う感じです。
個人的には入管や役所の間抜けさの方がよほど腹が立ちます。
ただ、今回の送還は「妥当な処置」だと思います。
仮に「強制送還」ではなく、「逮捕懲役」であったなら、
「家族で暮らしたいから牢屋に入れないで」と言う
子供の願いを聞き入れる訳には行きませんから、
その点を踏まえれば、娘さんには耐えてもらうしかないと思います。
===補足===
映画「誰も守ってくれない」そのものだね。
法を犯した不法滞在者の娘だから、
何を言っても正義の名の下に許されると考えている「偽善者」が
こんなにも多い事に開いた口が塞がらない。
子供にとって親は特別な存在である。
例えそれが虐待を加える親であっても、法を犯した犯罪者であっても、
「一緒に暮らしたい唯一の親」である事は否定できない現実である。
虐待された子供を保護する時に「親元に帰りたい」と言う子供が普通だ。
自分に虐待を加える親でも一緒に居たいと思うのが普通の子供だ。
そんな子供の普通のあり方すら知らない連中が、正義感を振りかざして
「親と暮らせないのは当たり前」とだけ主張している事に本当に驚くばかりだ。
子供が「親と暮らしたい」「親を帰して」と言うのは当たり前。
逆に「犯罪者の親なんか要りません」と他人事のように斬り捨てられる子供を
私は見た事も聞いた事もが無いし、存在するとも思えない。
犯罪者の子供の分際で「親と暮らしたい」なんて身の程知らずめ!!
恥を知れお前は犯罪者の子供だろ!!
そういう主張が高評価、最低だよ、君達。