残念ながらそれで地域振興券は失敗しました。そこで、制限をつけないことで、いろんなことに使えるようにしたわけです。また、配るに際し、何らかの制限をつけてしまうと、今でさえ、役所がいっぱいいっぱいなのにさらにしんどくなって、配るのが遅くなってしまいます。
さらにいえば、政府紙幣の問題や地域振興券の問題でもありましたが、12000円分の商品券を作っても、100円分しか使わないで、残りの分を貯金すれば、結果は現金で配るのとあまり変わりません。なのでおつりのでないシステムにするのが手っ取り早いですが、それだと、企業にお金が入ってしまって、一般人にはお金が回りにくくなります。
結局今の手法のほうが経費がかからないのではないかと思います。