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FX用語について。証拠基準額とはなんでしょうか。
あっちこっちで調べましたが、どこでも「建玉の維持に必要な証拠金のことです。」としか書いてなく…。
知りたいのは、「維持に必要な」という部分なのですが…。

出来れば、取引例で教えていただけると助かります。

===補足===
具体的に書くと、イーバンクのFXの話なんですが
(他ではそんな話が無かったので混乱しています…)

普通、他では大抵、発注証拠金が証拠基準額では無いでしょうか…?
発注証拠金と証拠基準額が違うということは
証拠基準額でロスカットなどが処理されるとなると
発注証拠金というのは、どういう意味があるんでしょう…?

もしかして(もしかしなくても?)発注証拠金とは、発注する時だけの基準額ということでしょうか?
要は、「発注」は発注証拠金、「ロスカット関係」は証拠基準額ということですか?

  • 質問者:資産運用
  • 質問日時:2009-05-12 12:43:24
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

回答有難うございます。
話を聞きながら調べていくうちに、少しずつ解ってきた様な気がします。
これから猛勉強します。

”証拠金”の扱われ方(取引の規定)は、
「くりっく365」であるか、
あるいは、「非クリック365(相対取引のFX業者)」であるか、
によっても、違ってきますし、
同じ”くりっく365”でも、取扱い業者によっては、
細かい所で微妙に違ったりしますが、

「証拠基準額」との言葉を使用されているので、
”くりっく365”の場合として、
イーバンク銀行のFX取引にて、例を示します。

まず、
「証拠基準額」は、”取引所が定めた”金額で、この金額を下回ると証拠金不足となります。
一般的には、証拠金不足となると、それ以降の取引が一時的に停止されたり、
あるいは、強制ロスカットの対象となります。
そのようにならない為は、
指定された期日までに証拠金の不足額を追加入金をする必要があります。

イーバンク銀行の場合は、
「証拠基準額」の1.5倍を「発注証拠金額」と定めれれています。
つまり、発注証拠金額の3分の2(これが証拠基準額)を割り込むと証拠金不足になります。
(FX業者によっては、”証拠基準額 = 発注証拠金額”としている処もあります)

また、強制ロスカットの対象となる場合として、
上記のほかにも、有効比率(=有効証拠金額 ÷ 必要証拠金額 ×100)
が規定の値を下回った場合にも、おこなわれるので注意が必要です。
イーバンク銀行の場合は、有効比率50%を下回ると、
ユーザーに通知されることなく、強制ロスカットが行なわれます。

===補足===
イーバンクのサイトの説明
 http://efantasia.ebank.co.jp/fx/outline/manage/
によると

ロスカットなどの基準となる”必要証拠金額”は
 必要証拠金額 = 発注証拠金額 × 保有建玉の枚数

とありますので、これを”証拠基準額”で表せば
(現時点では、イーバンクにおいては1.5倍なので)
 必要証拠金額 = (証拠基準額 × 1.5)×保有建玉の枚数
になります。

発注証拠金額は、
発注する際に必要な最低金額をイーバンクが(FX業者が)定めてた金額であり、
証拠基準額は、
取引所が定めた金額ではありますが、
どちらも、ロスカットの処理に密接に関係があります。

  • 回答者:なるとも (質問から2時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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FX会社によって呼び方が違うので
証拠基準額がどれを指すのかわかりませんが取引例で説明します。

FXは少ない証拠金で大きな建玉を売買する(レバレッジ)ことが出来るのが
特徴のひとつになっています。

例えば、1ドル100円のレートの時に
1万ドルを買おうとすると100万円が必要です。
でも、FXではFX会社が設定しているレバレッジによって
100万円より少ない金額で買うことができます。
レバレッジが100だとすると
1万円で1万ドルを買えることになります。
この時の1万円が証拠基準額だと思います。

FXでは、証拠金(入金額)以上の損失が出るのを防ぐ為にロスカットがあります。
ロスカットとは証拠金が証拠基準額の何%以下になったら
強制的に決済しますという規定です。

ここから取引例ですが、
ロスカット率が30%でレバレッジが100倍
証拠金が10万円で1ドル100円のレートで1万ドル買ったとすると
証拠基準額は1万円でロスカットは30%の3000円です。

レートが1ドル99円になると
1万ドルは99万円の価値しかなくなって
このレートで売ると1万円の損失、証拠金は9万円になります。

このままレートが円高になると
どんどん損失が膨らんで1ドル91円で
9万円の損、証拠金は1万円になります。

さらに円高になって1ドル90円30銭になると
9万7000円の損、証拠金が3000円となり、
証拠金が証拠基準額1万円の30%になるのでロスカットが発動します。

これを踏まえて
1万ドルではなくて、10万ドル買ったとするとどうなるか?
証拠基準額は10万円で30%で3万円です。

この場合レートが1ドル99円30銭になるとロスカットです。
7万円の損で、証拠金が3万円になってしまうので。

「維持に必要な」の部分ですが、
後の取引例で見ると証拠基準額の30%3万円
これが維持に必要な金額になります。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

例) 1USD100円、レバレッジ50倍、買い付けは1万通貨、FX業者の強制ロスカットルールが証拠金維持率50%であった場合。

証拠金額は、
100円×1万通貨÷50倍=2万円 
2万円口座に残ってる状態が証拠金維持率100%となります。
為替が円高に振れて1ドル99円になった時、(100-99)×1万通貨=1万円損することになります、そうすると口座には1万しか残らないので(つまり50%になる)この時点で強制決済させられます。
このとき建玉を維持したかったら追証入れて10,001円以上にしておかなければいけません。

私は少ない時で1000%、通常は2000%程度の維持率でやってます。為替が10~20円振れても大丈夫なようにね。
以前は500%とかでやってて、かなり痛い目を見ました。

  • 回答者:FXジャンキー (質問から41分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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