ヤフーオークションに出品されている方に質問です。今年に入ってから、落札価格は低迷しているでしょうか？もし堅調な方がいらっ...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

相場が維持されているどころか、逆に高価格化になっているジャンルがあります。
　それは、パソコンパーツ関連です。
　
　昨今は不況の影響を受けているのか、多くの方は「今使っているパソコンはまだ使えるから、新規に買い改めるのではなく、パーツの交換で使い続けよう」という気持ちになっているようで、型落ちのパーツが主流のパーツと同じか少し高い価格で推移している物があります。
　
　例えば、昨今のCPUはデュアルコアが主流ですが、旧世代のパーツであるシングルコアCPU （Pentium4やAthronXPなど）が比較的高額で落札される事は珍しくありません。場合によっては、主流のCPUの入門クラスよりも高値で落札される事があります。時代遅れの中古品なのに…。
　また、近年はハードディスクの規格もパラレルATAからシリアルATAへと移行した為、旧式のパソコンを使い続ける人は旧規格であるパラレルATAのハードディスクを（中古で）買わざるを得ず、そんな人々が挙って少量の出品物に群がるので主流のパーツ（シリアルATAのハードディスク）よりも高額で落札される…、という現象が発生しています。
　
　それら旧式パーツを単位辺りの価格で検証すると、主流パーツよりも明らかに高額になるので「時代遅れのパーツ（然も中古品）に対して、主流パーツの新品よりも単価当たりで高額で買おうとするなんて理解出来ない」と思う方は少なくないでしょう。しかし、新規にパソコンを買い替えられない人（経済力の乏しい人）にとってはパソコンを新規に買い替えるよりも旧式の特定パーツを高値で落札した方が相対的に遥かに安価で済むので、こうした珍しい現象が常態化するようになったのだと推測しています。
　
　まあ、パソコンパーツやデジタル家電というジャンルは、そもそも “流行” という変動要素に影響され難いジャンルではありますが…、やはり不況の影響は大きいと考えるべきでしょう。

回答者：Dissection (質問から3日後)
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