毎年年末に実家の母がお供え餅と伸し餅を搗いて送ってくれます。
北海道のマンション住まいで部屋は暖房の為に暖かいので、大晦日に供えるまでダンボール箱に入れてベランダに置いておきました。
開封した時には確かに2組あったお供え餅が、いくら探しても1組しかありません。
不思議なまま春になり、庭のお手入れにベランダに置いてあった長靴を履こうとしたら片方に何か入っています。ねずみだったらどうしようと思いながら見てみると、なんとそこからサランラップと新聞紙に包まれたお供え餅が1組出てきました。
大晦日に取り出したときに丁度入ってしまったようです。
他にも色々箱から取り出したので全く気付かなかったのです。
まさか長靴にすっぽり入ってしまっていたなんて・・・!
びっくりして、一人で笑い転げてしまいました。
家族に冗談で「食べたんじゃないの?」と言っていたのに、こんな所に一冬あったなんてすぐには言えなくて数日経ってから本当の事を言いました。
それにしても後2週間も経っていたらカビが生えていたと思います。
お供えにはなりませんでしたが、母の気持ちをしっかり頂く事が出来てよかったです。