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臨床心理士の資格を持って、心理臨床職についていらっしゃる方にお伺いしたいことがあります。

私は、現在40代前半男性。
心理臨床家をめざして今年の4月から臨床心理士第1種の指定大学院に通っています。
思うところあって仕事を辞めて大学院に進学しました。

考え悩んだ末の選択であり決断なので、迷いはないのですが
約2年後の修了後の仕事のことを考えると、実際のところ少々心配はあります。
居住地は大都市圏ではなく、田舎の人口10万弱の地方都市。
この地域を拠点に、2年後心理臨床の仕事をしたいと思っています。

大学院を修了して臨床心理士の資格を取って心理臨床職に就かれた方に
修了から心理士合格までのこと、就職活動のこと、実際の現場のこと
そのほか後進の者へのアドバイスなど頂けるとうれしいです。

よろしくお願いします。

  • 質問者:kuro
  • 質問日時:2008-06-23 20:09:06
  • 0

心理臨床職には就いていませんが、大学で心理学を学んだものです。

ストレス社会の現代では、精神衛生関係の専門家は絶対的な人数が足りずに引く手あまたです。
臨床心理士という職業自体が日本で知られてきたのもせいぜい最近30年くらいの事だと思います。阪神大震災の時に被災者の心のケアのために心理士が注目され、それをきっかけに一気にニーズが高まっていったと思います。
まだまだ模索中の将来性がある職業なので、就職の際に困るという事はないと思います。
私は実際に地方中堅都市(人口50万人強の規模)の臨床心理士の現場を少しだけ覗いたことがあるんですが、待合室はセラピーを必要としている相談者で溢れ返っていました。
30分程度の面談を受けるために3時間以上待たされる相談者がザラで、社会に疲れている人が多いことを実感した反面、臨床心理士の絶対的な人数不足も痛感したものでした。
大都市でない地方の中小都市でも、臨床心理士は切実に必要とされています。
相談者が待合室で長時間待たされるような現状は、今後改善されるべき課題だと思いました。
kuroさんのように新しく心理士を志される方が現れてくれるのは非常に嬉しく思いますし、以前に違う仕事に就いていた経歴も、視野が広いという意味で今後の臨床現場できっと役に立つことと思います。

  • 回答者:長老 (質問から3時間後)
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この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

さっそくの回答ありがとうございます。

長老さんのおっしゃるように、心理的な支援を必要とする方が
今後もっと増えていくことになるかもしれません。
喜んでいいことなのかどうか、わからないのですが
心理職の価値が高まるのはうれしいことです。

その一方で、心理職の多くは非常勤で、
常勤職についているのはほんの一握りだという現実もあり...
何だか悩ましいところです。

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