信じた相手によって変ってきますよね。
はじめから騙す、陥れるつもりの詐欺師やずるい同僚相手では足をすくわれる確立はかなり高くなります。
でも、同じ相手でも、一生懸命で相手を思い頑張る姿を見て、もともと騙そうとしていた人間でも、罪悪感から騙せなくなって策略をやめてしまうこともあります。
勤めている会社にいる28歳の女の子が足をすくわれたというか、
良い人だと社長の信念を信じてがむしゃらに尽くしたあげく
危なくなったとたんに金を持ち逃げされ、気づくと社長の位置を押し付けられていて責務に大変な思いをしたという実例もありました。
何も知らない周りは、その子のことを、色目を使ってたぶらかしたとかいいように言っていじめて後足で砂をかけて辞めて行ったんですが
私は、今までの行動から、きっといえない事情があるのだと思い、その子を信じてついていきました。かなり年下ですが関係なく尊敬できる面をたくさん知っていたのです。
その子は、自分の貯金を取り崩して、5ヶ月間無給で社員に給料を渡していたことを後で知り、みんなに嫌なことを言われながらも終始笑顔で低姿勢だった、その姿には感動しました。
今は、残って一緒にがんばった者たちで立ち直った会社で日々汗を流しています。
給料は少ないですが、気持ちの上では信頼関係の強い職場となったことで
もう何があっても怖くないと思っています。
こうして、信じても答えが返ってくる場合もあります。
足をすくわれるか否かは
信じた相手の人格と、信じていく自分の行動がどうあるかも微妙に関わっていて
同じ相手でも、同じ自分でも結果はやり方の内容で変ると思うのです。