いわゆる「ノリピー語」を話していたアイドル時代は好きではありませんでした。
当時の本人も、きっとあんな「不思議ちゃん」キャラで売り出したいとは望んでいなかったんじゃないかと思います。
事務所が利益だけを考えて「君はこうしゃべれ。不思議キャラで行け」と全て決めてレールを敷いて、本人は自分の頭で考えずに周りから与えられたことだけをやってきた結果が、今のこれだと思います。
昔は事務所から「ノリピー語で行け」と言われて「はい」と応じてしまい、今も夫から「大麻やろうぜ」と誘われて「はい」と応じてしまう。
世間知らずの少女の頃から、自分の大事な生き方の問題まで何でもかんでも周りの人に決めてもらってきたことが致命的でしたね。
そういう意味では、今回の事件は本人だけでなく、事務所にもすごく遠回しに責任の一端はあったと思います。
でも、30歳を越えて結婚からママドルになったあたりから、裁判員制度や社会的問題に目を向けた堅い仕事もするようになっていたので、好感度はアップしてました。「いいところに目を向けて仕事をし始めたな」と思っていました。
それだけに、今回の事件をとても残念に思っています。
今後も彼女を応援するかという点については、全てを一発で正直に話して刑に服せば応援すると思います。
ただ、今の彼女は出頭後も自分の罪を少しでも軽くしようとしているように見えます。
当初「去年の夏から数回吸った」と供述していましたが、夫は「数年前から」と言っているし「数回ではすまないほどの回数」とも言っています。
夫婦の逮捕後の供述では、ぼくは夫の方を信じます。
彼女がこのように、自分の罪をすこしずつ小さく供述しているうちは、彼女が本当に更生できるか疑問に思うし、応援することはできません。