長年の熱心なバレーボールファンです。
男子バレーボールで1960年代に大活躍した南将之さんと猫田勝敏さん(共に故人)を挙げておきます。
二人とも複数回のオリンピックに出場して、金・銀・銅の全てのメダルを獲得しました。
オリンピック出場選手は数多いですが、金・銀・銅のメダルを全て持っている日本人はごく少なくて、この二人の他に体操男子の選手がいるだけだと聞きました。
二人ともぼくが生まれる以前に活躍した選手なので、直接現役時代のプレーを見たことはありません。
しかし、お二人が3色のメダルを持っていることは、バレー関係者やコアなバレーファンを自称する者なら必ず礼儀として知っておかなければならない知識になっています。
猫田さんはガンで亡くなる直前までベッド上でうなされながら指で無意識にバレーのサインを出し続けていたという壮絶な逸話があります。
南さんも晩年まで男子Vリーグで旭化成チーム(既に廃部)監督を務められて、バレー界発展に尽くしてくれました。
私もそんなお二人に敬意を表してここに名前を挙げさせていただきました。