犬の譲渡について。里親募集で見かけたのですが、・繁殖引退犬で避妊なし。・譲渡後の繁殖を防ぐため血統書はコピーを渡す。とあ...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

＞ただ生ませたいという人にも影響があるのでしょうか？
純血種であることを深く考えず、ただこの子の赤ちゃんが見たい、子犬を欲しがっている人がいるから、というような理由で生ませようとしている人には影響はないでしょう。

しかし、売ることが目的ではないにせよ、血統書も確認せずに繁殖をしようとするのは、純血種においては本来好ましくないことです。
それ以前に繁殖リタイア犬で繁殖しようと考えることが論外ですが…。

純血種とは、人間の意思によってスタンダードとされる特徴が決められ、その特徴が固定するように管理・選別されて人為的に作り出された品種です。
そのスタンダードを維持存続させる為には、不適切な個体は繁殖から外さなければなりません。
繁殖させるに当たっては、見た目だけの問題ではなく、健康状態や犬種としての気質、性格なども考慮されるべきことです。
繁殖に適さない＝子孫を残すことができない＝その犬種としては淘汰の対象となることですから、なるべくスタンダードから外れるような個体は生み出さないよう、交配前に熟慮して臨む必要があります。
なので当然血統を知る必要があるわけで、本来血統書とはその参考となるべき家系図のようなものです。
つまり「ただ産ませたい」だけであっても、純血種であるならば、本当は血統書を無視すべきではないのです。

ひとつの純血種として固定するまでには、長い時間と沢山の淘汰された犬達の歴史があるのですから、生半可な気持ちでにわか知識の素人が手を出して良い領域ではないと個人的には思っています。
その犬種を愛するならば、犬種としてのスタンダードを崩すようなことが何故できるのかと疑問でもあります。

回答者：匿名 (質問から8時間後)
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