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質問

終了

詳しく教えてくださる方の回答のみ希望します。

日本が為替介入するには、他国と協調しなければ・・・と言いながら
米国のお許しがないと出来ないって、本当ですか?(詳しく知りたいです)
自民党政権のときは泣きついて介入があったそうですが、現政権では無理そうです。
また、米国は自国の貿易赤字の多くを占める相手国・中国にも
元の切り上げを迫って失敗しているので
赤字相手国2番目の日本の円安に同意してくれるとも思えません。
ということは、やっぱり80円台じゃ介入はしないんでしょうか?(こちらは予想でお願いします)

  • 質問者:ずっと円高?
  • 質問日時:2009-12-01 09:20:19
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

ありがとうございました。
皆さん、それぞれご意見が違っているので(どのご意見がいいかも分からず・・)
ベストに迷ってしまって決められません。今回は、ゴメンナサイ。
この先80円台キープするのかどうか気になります。
数年後にはもっと上がってるでしょうけど・・。

米国のお許しがないと・・・・
それは無いと思います。

主要国中銀では為替介入で流れを変えるのはムリ。というのが共通認識ですから。
92年のソロスさんやら97年のアジア通貨危機やら。
無駄無駄無駄ーーーーッッ って感じですよね。
そこから学んだのでしょう。
アメリカは98年を最後に、日本も05年を最後に介入していません。

CHFやNZDなどはたまーに介入してますね。流通する絶対量が小さいので平時に効果的に介入すればソコソコ効果が出ますが、USDやEUR、JPY等は単独介入しても全く意味ナシです。
10兆円規模なんて焼け石に水滴、焼け石に霧ですし、ましてや決算期に円売り介入するなんて愚の骨頂ですよ。

1ドル240円の頃は1ドル150円なんて誰も想像しなかったでしょう。150円の時は90円なんて想像も付きませんでしたよ。でもドル円相場は決して戻りませんでした。
果たして80円が”異常な円高”かどうか、冷静な判断が必要と思います。

一番いいのは国が国債を大量に乱発してパーっと使っちまうことなんだけどね。「借金は悪」と考えてるバカが国民の多数を占めているうちは望むべくも無いな。

===補足===
終了後なんで若干補足しますが。
為替介入(直接介入)とは中央銀行が直接他国通貨(例えばUSドル)を購入する介入方法です。
私も書きましたし他の回答者様も書いている通り、これは各国が協調介入しても難しく、ましてや単独で介入しても動かすのは・・ほぼ無理と思われます。(USドルやユーロ、日本円などはね。マイナー通貨なら効果があるけど。理由は皆様が書かれている通り)

それ以外に所謂「口先介入」というものがあります。別名「やるやる詐欺」。介入するぞ介入するぞ・・という姿勢を見せて牽制する方法です。日銀は結構頻繁にやりますし、財務相や首相が「日銀はやるべし」と言うのも同じような効果があります。
1~2週間は牽制効果が続きますが、結局のところコレだけでは流れを変える事ができません。

結構効果が大きいのが「公定歩合」(正確にはこの言葉はもうありませんが・・)を変えることや「量的緩和策」を取ることです。日本の「公定歩合」が0.01%でアメリカが1%なら、自然と円売りドル買いの流れができますよね。日米の利率が逆転したら通貨の流れも自然と逆になってきます。
双方金利0%だったら??金利はマイナスにできませんが、通貨発行量を増やすことで実質マイナスにすることができます。
仮に去年は1万円札を10枚刷ったとする。今年は11枚刷ろう!としたとき、1万円札の価値ってのは去年に比べて10%下落しますよね。量的緩和策ってのはそういうことです。
つい数年前まで日銀のお家芸でした。その結果海外の投資家が日本でお金を借り、海外に持ち出して運用する。という「円キャリー取引」が全盛となり世界的なミニバブルを生みました。(海外に持ち出す・・・というときに円を売って運用先通貨を買うので円安になりやすい)
アメリカのバブルが弾けた影響で資金の逆流が起こり(運用を止め、日本に借りたカネを返すために円を買い戻す)昨年秋から今年春にかけての極端な円高は、主に逆円キャリーの影響です。

ちょっとだけ補足するつもりだったのだけど長文になってしまいましたね。ここらでやめます^^;

  • 回答者:とくめい (質問から11時間後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

補足を感謝します!
すごく勉強になりました。皆さん、実は同じことをおっしゃってたんですね。
ここ数週間、おっしゃるような口先介入がありましたよね?
でもそれじゃ流れは変わらないということは、
やっぱり本当は、もっと円高になる流れだったのだろうな・・・と思いました。
それが、また継続されそうですね。
今度、機会があったら続きを教えてください!
ありがとうございました。

今さらですが、嬉しかったのでベストに選ばせていただきます。

並び替え:

介入自体は日本政府だけでもできますが、それが効果を出すには、他国との協力が必要という意味です。日本だけでやっても、巨額の資金を動かす勢力はビビリません。米国や欧州も強調するとなると、「これは売りはキビシイな」となるわけです。

まあ、米国が強調することはありえないし(貿易赤字を解消するために輸出をふやしたいから)、日本が勝手にやっても、「ふざけんな」って立場でしょうね。

今日、日銀が資金供給策を打ち出した以上、介入はやらないなと思いました。たぶん円高もしくはレンジです。

この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

はっきり言って、今までも協調介入してきたことがありますが、効果は、今一であったというのが現実です。

世界に流通するマネーは、半端なものでなく、各国が協調介入したからと言って容易に動かすことができなかったというのが現実でしょう。

だから、どの国も介入しても無駄ということが分かっているので、協調介入でもためらっているのだと思います。

  • 回答者:パソコン叔父さん (質問から13時間後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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