前に骨折された方に回答していますが、玉子の殻ほどちゃんと人が吸収できるカルシウムは存在しません。(もう亡くなった軍医のお話の受け売りです)
骨折すると人体は、特に頭蓋骨や歯からカルシウムを集めてきて、骨折箇所を補強しようとします。そのため、治った頃には頭蓋骨が薄くなったり歯がだめになってしまうのです。また、体にカルシウムが不足すると骨が弱るだけでなく結石ができやすくなります。医学ではこれをカルシウムパラドックスと呼んでいます。また、骨粗しょう症の予防のためにも必要なものです。
さて、殻の利用方法ですが、ゆで卵を作って殻から綺麗に薄皮を剥いで、乾燥させてから、乳鉢ですりつぶして微粉末にします。
食べる量は、1日に耳かき3杯ほどでいいです。そのままでは、無味無臭で食べにくいので、小さなおにぎりを作って、その中に入れ、丸呑みします。もちろん他の料理に混ぜ込んでも構いません。