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日本酒の好きな方に質問です。
①日本酒 合成清酒と醸造酒のちがいはなんですか
②どちらが体にやさしいですか?
③どちらがおいしいですか?

  • 質問者:日本酒
  • 質問日時:2010-03-25 23:22:53
  • 1

①について・・・・・

合成酒とは・・・・・
糖類を利用してアルコールを作成し、化学的に色々な添加物や香料を利用して
本来の酒類に風味を似せて作られたアルコール飲料です。
合成清酒の場合・・・・・
アルコールに、糖類・アミノ酸・有機酸や食塩・グリセリン・色素等の物質を混ぜたりして
製造される様です。
勿論、この場合アルコールの材料は米で無くても問題ありませんが
もろみや酒粕・砕米などを混ぜて発酵させ風味付ける事もあります。

つまり、合成清酒は風味が日本酒に似たアルコール飲料であり
日本酒の製造方法とは全く異なる飲物です。

上記に似た様なお酒で「三倍醸造酒」と云うのもあります。
米や米麹で作ったもろみにアルコール度数を水で調整した醸造用アルコールを足し
糖分や酸味料・グルタミン酸などの香料を加えたお酒で
元の3倍に増量されている事からこの様に呼ばれます。
第二次大戦後の米不足の時代にこれを補う為に導入されたとの事ですが、
その後多かれ少なかれ混ぜ物入りの日本酒が多く出回り、
味が落ちたり悪酔いする事で日本酒離れとなり
確か1970年辺りからそれを危惧してキチンと作る地方の酒造メーカーが出て来て
今日に至っている様です。

醸造酒とは・・・・・
原材料を発酵させて作ったお酒で、蒸留せずに発酵させたままのお酒です。
ワインやビールも仲間です。
日本酒とは・・・・・
米や米麹を発酵させて作った醸造酒と言えます。

但し、多くの日本酒の場合
劣化防止の為、出来上がった醸造酒を出荷の際に約60度程の熱処理をして
酵母菌を殺してしまいます。
つまり、本来の意味の醸造酒である日本酒は「生酒」のみです。

②について・・・・・

メーカーの話では、合成酒への添加剤は法律の範囲内のもので、
体に悪い物質は使っていないとの事です。
又、醸造酒でも添加物が混ざっているのもあるし・・・
しかし私は、合成酒を飲むと気持ち悪くなったり悪酔いします。
醸造酒のが体に優しいかな!

③について・・・・・

人それぞれ好みですが、
私は家に合成酒があったら料理に使う位で飲みません。
合成酒は日本酒とは別物と思っています。

日本の場合、酒類に限らず農作物や食品に関しての法的規定が曖昧で
例えばフランスのA.O.C.法の様な
厳格な製造過程から最終的な品質評価までを規定した法律がありません。

例えば酒造メーカーの所在地から原材料もその地域のものかと思えば
他のエリアの原材料やお酒を混ぜていたり
清酒でも添加物が混ざっているものもあったり・・・

美味しい日本酒を飲みたければ、自分で良く調べて吟味する事と思います。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

詳しくご説明いただき大変ありがとうございました。

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最初の方がかなり詳しく、、、ですので
1.本当のお酒かどうか
2.当然、醸造酒(但し、醸造用糖類等は無しで)
3.醸造酒となるのが普通です

大体、合成酒を日本酒としては駄目です
また、3倍醸造のお酒も不可
基本的には、純米のものしか、お酒としての銘々を不可にすべきなんです

  • 回答者:とむ (質問から21時間後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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ありがとうございました。

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