雷が近くに落ちると電気が逆流すると言われていますが、そうなったときに壊れやすい家電製品はなんですか。どの部分が壊れるのか...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

雷が近くの電線に落ちるとサージ電流というものが発生し、その電圧は数千～数万ボルトにも達します。
ブレーカーが落ちてくれれば助かりますが、それをまともに受けて無事な家電は一つもありません。基本的にどこというより電気系統が丸焦げになって全滅です。
コンセント自体も火を噴くかも知れませんがまず電源基盤がやられ、ついで電気的にその周辺に接続されているその他半導体部品が次々と焼けていきます。
場合によっては火災の原因にもなりますので注意が必要です。

間接雷でない場合の電磁ノイズの影響を受けやすいのはやはり精密機器でしょう。テレビやレコーダーなど。
その場合壊れるのは電源基盤だけで済むかも知れません。

また、他の方が書かれているように電話線やテレビのアンテナ線も雷にとっては格好の通り道ですのでコンセントだけでなく電話線やアンテナ線も注意が必要です。

いずれにせよ、今は比較的安価で雷サージガード機能付きの電源タップが売られているのでそれらをお使いになるのが賢明です。
これらはバリスタという素子を内蔵しており、瞬間的に高電圧がかかった時にナノセコンド単位でその素子で負荷を吸収し、接続機器を守るものです。（ただし一度保護するとバリスタは壊れます）
コンセントだけでなく、電話線やアンテナ線もまとめて保護するものも市販されています。
高級品はノイズフィルタも内蔵していたりするので、家電の安定運用にはよいのではないでしょうか。
ただし、どの製品も直撃雷（数十万～数百万ボルト）をガードすることは出来ません。
電線からの直撃雷は滅多にないと思いますが、高い位置にアンテナなどを設置している場合は危険性があります。
その場合、まずアンテナ線から入り込んだ大電流によってテレビが破壊され、テレビからコンセントに逆流した電気で同じブレーカーの下に接続されている他の家電品も破壊されます。
そうなると諦めるしかないですね。

普段数万ボルト～十数万ボルトクラスの電気を扱っている変電所などの設備ですら直撃を食らうと止まってしまいますからね

回答者：ふじ (質問から17時間後)
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