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母(75歳)が兄弟6人でアメリカに住んでいる姉(今は一人暮らし)の所へ遊びに行きます。約2週間の滞在です。国内旅行はした事ありますが、こんなに長いフライトや旅行期間は初めてです。何か注意することはありますでしょうか?もちろん海外旅行保険は入りました。それと、持って行って喜ばれそうな物や、持って行った方がいいものがあれば教えて下さい。良い思い出になればと応援したいので。。

  • 質問者:マリモ
  • 質問日時:2010-07-15 20:47:43
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。
時間を割いて長~い文章でもって教えていただき、申し訳ないやら。。感謝でいっぱいです。本当に気づかないことばかりだったので有り難いです。
見ず知らずの人間に親切にできる皆様に触れたことに、とても嬉しく思っています。
何度も読み返し母に教えたいと思います。
本当に有り難うございました。

見送る側として、「楽しんで来て欲しい気持ち」と「心配する優しさ」
お心お察しします。

さて、私の身内には1世から4世までアメリカに100人位の親戚が居ます。
既に亡くなった母は、クモ膜下出血の後遺症でハンディキャップを持ち
杖が無いと歩けない状態でも親戚に呼ばれるまま
長い時で3ヶ月位アメリカへ行ったきりでした。
その時の、私が用意したり手続きしたりした内容を参考に記します。

「持病・怪我・現地での突発的な疾患等の心配について」
<1> 常用薬は日程の2倍を目安に
何が起こっても・日程が変更になっても良い様に、薬は多目に用意しました。
2週間なら1ヶ月分位?・・・(勿論、3ヶ月の予定の時は6ヶ月分は用意しませんが)
<2> 英語名での常用薬の名称と成分量及び飲量等・・・医師から頂きます。
<3> 英文での病名と治療内容(診断書)・・・・・・・・・・・・医師から頂きます。
<4> 国民健康保険の海外医療費支給に関する書類
2001年より国保加入者が海外で受けた治療費を、
日本での治療の場合の金額に案分し、総額の7割(3割負担)は給付されます。
その申請の際に必要な・・・診療内容証明書・・・現地の治療を受けた医師が記入します
(私製でも構いませんが、保険課で書類を頂けます。)
実際に申請の場合、病院発行の領収明細書(領収証)等が必要です。
     ※ 詳細は、区役所等の保険課へ・・・・
<5> 任意の旅行傷害保険
疾病等の治療費は国保申請可能としても、救援費用等までは支給されません。
又、アメリカの場合治療費を支払える保障が無いと良い病院には行かれません。
任意保険に入っていれば、病院側は信用してくれます。
更に、携行品・物損・盗難等の補償もしてくれますので・・・
「航空会社・空港等」
<6> AED設置の飛行機なのか確認
アメリカ方面ならおよそAEDを積んであると思いますが、私は一応確認していました。
勿論、コレを積んでいない便ならキャンセル・・・他の積んである便に予約です。
<7> 事前に航空会社に、搭乗者は高齢である事を連絡
私の母の場合はハンディキャップがあったからなのかも知れませんが・・・
事前に航空会社にお願いすると、チェックインカウンター~通関~機内まで、
航空会社の係員が車椅子で連れて行ってくれます。
勿論、現地の空港でも機内~通関~迎えの人の所やタクシー乗り場など
指定の場所まで送ってくれます。
荷物が沢山在っても、2人・・3人と係員が増えて運んでくれるので、安心・楽チンです。
広い空港内を歩かなくて済みますし、免税店での買物も付き合ってくれるので
羨ましいかぎりです!
<8> 機内の席の事前予約
私の母の場合は、程々にトイレに近く、近過ぎて他の乗客がウロウロしない席を選びました。
尚、車椅子で搭乗すると、機内では担当のCAの方が付いて下さいますので、
コールすると直ぐ来てお世話をしてくれます。(私も欲しい!) 
「パスポート・書類等」
<9> パスポートのコピー
表紙/1ページ目の国務大臣の要請/3~4ページ目のデータと旅行先/最後の記入欄/
(勿論、Visaが必要な国ならその印を押したページ)
2枚づつコピーし、纏めてホチキスなどで綴じて2部作ります。
1部は控えとして日本の自宅に置き、もう1部は、現地で出掛ける場合に持参します。
オリジナルはホテルの金庫に預けたり、身内の家に置いておけば
外出中にバッグ等を盗まれれも忘れても被害が更に大きくなりません。
仮に提示を求められても、コピーが有れば明確に日本人である事を証明できます。
<10> パスポート用の写真
それでも何が起こるかわかりません。現地でのパスポート再発行用に・・・
<11> 入国カード・出国カード
空港でのチェックイン時、航空会社のカウンターで貰ってしまいます。
私の母は書き方を知っていますが、
高齢になってからはチェックイン時に車椅子で迎えに来て下さる時刻を指定した後、
空港内の喫茶店などで私も確認しながら記入していました。
そして、迎えに来て下さった係員にパスポートと書類一式を渡してお願いしていました。
<12> 現地の、お世話になる方への手紙
ご挨拶と共に、本人が持参している書類等についての内容と説明です。
アメリカに住んでいるお姉様は現在の日本の法律等はご存じない事もあると思います。
そこで、例えば病院に行ったらどの様に処理をして欲しいかの説明、
パスポートを紛失しても、本人が写真を持っている事・自宅に控えが在る事など、
相手が理解できる様に纏め、現地で会ったらなるべく早く渡す様にします。
「機内持ち込み」
<13> 常用薬
コレも多目に用意です。 私は1週間分位持ちます。
<14> 目 薬
眼が乾くので痛くなる時があります。
但し、現在は水分のあるものは原則持ち込み禁止です。
目薬程度なら、ジップロック等で包む事で持込可です。
<15> 保湿クリーム
機内は肌がカサカサに乾きますので・・・これも少量のものをジップロックで包みます。
<16> 青竹踏み (出来るだけ軽くて小さいもの)
私の母の場合、元々浮腫み易い性質で持病の後遺症もあり
疲れ具合も考えてCクラス以上で旅行する様にしましたが、
それでもいわゆるエコノミー症候群 (静脈血栓塞栓症) を心配しました。
そこで、機内では浮腫み防止の運動を出来る様にしていました。
<17> 飴
耳がツーンとなった時の為に・・・ベルト着用時にはCAを呼べませんので・・・
(私は、大好きなチョコレート持参です。)
<18> ジップロック(大・中・小)・クリアホルダー
書類等や小物を纏めるのに便利です。

私は、上記の多くのモノが役に立たず、無駄に終わる事を望んでいました。
しかし、もし事が起こって困るのは本人・心配なのは家族
迷惑を掛けるのは現地の人達です。
トラブルになった場合、日本からでも直ぐ対処出来る様にしておりました。
母の場合、いつも出掛ける時は家族の誰かが付き添います。
元々行動的な性格の母は、
『飛行機の中位は座っているだけなので1人でゆっくりしたい』と言っていました。
私は、数人の周りの母の知人からは『何で一緒に行ってあげない?』と非難されましたが
私は母の望む様に手配しただけで、[ 備えあれば憂いなし ] です。

「喜ばれそうな物=お土産」
これは、私の身内の場合だけかも知れませんが・・・・・
<19> 錦松梅 / http://www.kinshobai.co.jp/
容器入りで無く、お徳用の500円又は1000円の袋入りでOKです。
身内が知り合い等にも渡す事を考え、いつも多目に持って行きます。
<20> 明太子
真空パックのものを持って行きます。 結構喜ばれます。
<21> 釜飯の素
珍しいと言われました。
<22> 鰻の蒲焼
アメリカは、和食店で食べても美味しい鰻がありません。
国産の美味しい鰻のパックは喜ばれます。
数人の親戚からは、行く度に{持って来た?」と聞かれます。
パックを厳重に、ニオイに注意! 別添えでジップロックで包んだタレと山椒を忘れずに!
<23> 虎屋の羊羹・最中・和菓子類
羊羹なら小さなサイズのものもあります・・・色々な種類を多目に・・・
<24> 帯の生地・・・芯が無いもの
食卓のテーブルに飾るなど、私達では考えられない使い方をします。
勿論自宅で水洗い可能なもので、比較的柄のハッキリしたもの
<24> 扇子・提灯・日本画の色紙や絵葉書・江戸細工・のれん・郷土玩具など・・・
インテリアとして飾れるものは喜びます。
     ※ 参考:http://www.quasar.nu/bingoya/
<25> その他
栞/根付/こけし型のボールペン/小さな提灯/木製のおもちゃなど
お寺の境内で売っている様な2~3百円位の日本的なちょっとしたもの数種・・・
チップ程では無いけれど、お礼をしたい時などに便利です。
感謝の気持ちを表したい時、
コレをひとつ差し上げる事で言葉は通じなくても心が通じます。
親戚の家の近所の子供などに会った時に差し上げると珍しがられます。
勿論、機内でも・で出掛ける時でも・いつでも何処でもバッグに幾つか入れています。
そうそう、私の家族は折り紙もトランクに入れてあります。
◎ お土産の量について・・・
晩年の母の場合なら、どんなに量が多くても係員が運んでくれますので問題ありませんが
私の場合、量が多いとバッゲージクライムから運ぶのにも嫌になってしまいます。
そこで、郵便局のSAL便で本人が到着する数日前に届く様に送る事もあります。
帰国時は、船便やSAL便で荷物を送ってしまう事もあります。
尚、もしもの時は最短1日で荷物が届く便もあります。・・・ご参考まで・・・
「カード類について」
ご承知の様に、海外ではクレジットカードがかなり有効です。
もしお持ちでないなら・・・
確かJCBで、
臨時に先に利用分を入金する事で、その範囲でカードを発行する制度があったと思います。
シティバンクに口座を作ると、
一定の条件で、為替手数料ナシでアメリカのキャッシュディスペンサーから
ご自身の普通預金口座のお金をおろす事が出来ます。
ドル建ての普通預金など、色々と面白い口座や便利なシステムもあります。
マリモさん自身の場合も含めて、ご参考まで・・・
http://www.citibank.co.jp/ja/bankingservice/usingoverseas/index.html
(直ぐ送金しなくてはならない時にも安心!)

注: 高齢者の場合、特に慣れない土地でサンダルを履く事は
   引っ掛けたり転んだりする可能性があり危険です。
   普段はスニーカーやウォーキングシューズにすべきです。
   (フォーマルな靴は最低1足トランクへ・・・)

これを記す事で、生前の父や母の思い出が蘇り楽しい時間を過ごす事が出来ました。
どうも有り難う!
もしこの内容で分からない事がありましたらご連絡下さい。
又、字数が多くなると思い、行間を取らず詰めてしまいました。
読み辛いと思いますがご容赦下さい。
[新規テキスト]などにコピーして読み易くしてお読み下さい。

この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

並び替え:

外国に住んでいます。
注意することは、日本より安全ではないということを念頭においておくだけでいいと思います。スリにしても、置き引きにしても日本と同じようにしていると盗まれてしまいます。
それだけ考えていればすごく楽しい旅になると思いますよ。

長いフライトには首レストマットは便利ですよ。

持って行って喜ばれるものは
外国に住んでいると、日本のものがあるだけで落ち着きます。
だから、ワインボトルの飾りなどは喜ばれるかも。
http://www.trade.or.jp/Shop/BhcWorld/01wine.htm
http://www.e-giftnippon.com/kitchen/ge_211.html

和菓子とかでも嬉しいし、アメリカだと日本食は手に入りやすいかもしれないけれど、買うよりはもらうほうが嬉しいと思う。
今までお姉さんが好きだったものや、乾物などは軽いし日持ちするし、嬉しいです。

あと、本も持ってきてもらえれば嬉しいかな。(ゴシップでもなんでも)そしたら機内でも読めるでしょ?

楽しい旅になるといいですね。


http://www.trade.or.jp/Shop/BhcWorld/01wine.htm
http://www.e-giftnippon.com/kitchen/ge_211.html

===補足===
あっあとこれは注意した方がいいとおもう。
クレジットカードを使うときは自分の手から離さないこと。
店員がどこかに持って行ってしまうと、スキミングされる可能性があります。
今は手元で自分の手でカードを使うように世界中がなってきています。

スキミングされ後からカードを無断で使われているということがないよう気をつけましょうね。

  • 回答者:匿名希望 (質問から7日後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

基本的に、日本にあるものは海外でも購入できます。
かといって和菓子などちょっとした甘いものなどがお好きであれば、ちょっと一息つくのにいいかもしれません。

もって行った方がよいのはやはり内服薬ですね。
お姉さんが現地にいらっしゃるのであれば、万が一薬等で困っても受診は可能だと思いますが、それでも現地のものとは副作用等々も違いますから。

そしてあった方がいいのは現地で使用するサンダルのようなちょっとした履物です。
いつもいつもしっかりした靴・スニーカーでは疲れると思いますので。
近所への買い物やカフェには軽い格好で行くことが多いですから。
荷物にはなりますが、楽さには変えられません。

  • 回答者:とくめい (質問から1日後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

基本的に、日本にあるものは海外でも購入できます。
かといって和菓子などちょっとした甘いものなどがお好きであれば、ちょっと一息つくのにいいかもしれません。

もって行った方がよいのはやはり内服薬ですね。
お姉さんが現地にいらっしゃるのであれば、万が一薬等で困っても受診は可能だと思いますが、それでも現地のものとは副作用等々も違いますから。

そしてあった方がいいのは現地で使用するサンダルのようなちょっとした履物です。
いつもいつもしっかりした靴・スニーカーでは疲れると思いますので。
近所への買い物やカフェには軽い格好で行くことが多いですから。
荷物にはなりますが、楽さには変えられません。

  • 回答者:とくめい (質問から1日後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

基本的に、日本にあるものは海外でも購入できます。
かといって和菓子などちょっとした甘いものなどがお好きであれば、ちょっと一息つくのにいいかもしれません。

もって行った方がよいのはやはり内服薬ですね。
お姉さんが現地にいらっしゃるのであれば、万が一薬等で困っても受診は可能だと思いますが、それでも現地のものとは副作用等々も違いますから。

そしてあった方がいいのは現地で使用するサンダルのようなちょっとした履物です。
いつもいつもしっかりした靴・スニーカーでは疲れると思いますので。
近所への買い物やカフェには軽い格好で行くことが多いですから。
荷物にはなりますが、楽さには変えられません。

  • 回答者:とくめい (質問から1日後)
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処方薬を常用していたら、その薬の成分や名前を英語で控えておくとよいと思います。
以前911テロのとき、日本から数日の旅行のつもりで出かけた人たちが、足止めされ、通信もままならならず、常用している薬がなくなってしまっても、薬の名前もわからず、困ったというのを聞いたことがありますので、万一のため。
喜ばれるものは、日本でしか手に入らないものとか、海外では高いものなんですけど、最近はあまりそういうものもないので、個々人の趣味にあったものでしょうか。

  • 回答者:匿名 (質問から51分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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