面白かったです。
原作を全く知らない世代ですので、ベムがミスキャストだとか、5本指は可笑しいとかは感じませんでしたね。
ストーリーも勧善懲悪的なものじゃなくて、見ごたえがありましたね。
苛めっこを助けようと思えば刑事の娘は死ぬし、犯人は恨みを晴らせない。
刑事を助けようとすれば、女の子も助かり、息子の敵もとれるけど、、、苛めっこは死ぬ。
犯人を助けようと思えば、娘は助かるけど、苛めっこは死んでしまう・・・
全員を助けることは無理だけど、目の前に困っている人がいたら放っておけない
っていうスタンスは好きです。
福ちゃんの演技をみて、マルモのときより演技力が落ちたかなと思ってたのですが、
友樹は純真無垢な男の子役でしたが、ベロは純真ではあるけど長年人間に虐げられていたせいか、人間を慕いつつもどこかで敬遠してるのかなと思いました。
「おいら怪しいもんじゃないよ」って言い方が、かなりわざとらしく聞こえたのですが、
本当は怪しいとおもってるんでしょ?。。。って気持ちがベロの中に混在してたのかなと捉えました。やっぱり福ちゃんは天才子役のようです。
福ちゃんが好きで見ようと思ってたドラマですが、
それ以外でも楽しめる部分が多いようです、最終回まで見続けます。