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兄弟子の高見盛に励まされ、やっと関取に昇進したこの力士の姿を、どのように感じますか?

◆新十両の華王錦(かおうにしき)、学生出身で“最遅”昇進
サンケイスポーツ　2011.6.5 10:40
http://www.sanspo.com/sports/news/110605/spf1106051041002-n2.htm　

　大相撲技量審査場所を西幕下３枚目で５勝２敗と勝ち越し、場所後の番付編成会議で３２歳の苦労人、華王錦（かおうにしき　東関部屋）の新十両が決まった。

　所要６０場所は学生相撲出身では最も遅い出世で、年齢も学生出身で最年長となった。

　秋田県出身。父親の影響で相撲を始めた。「（父が）町内会の相撲大会でトロフィーとかを取ってきて、自分にもできるかな」と小学４年の時に相撲部に入部。

　東洋大４年の全国学生選手権の団体戦では主将として優勝に貢献し、２００１年夏場所で初土俵を踏んだ。同年の名古屋場所は全勝で序ノ口優勝し、九州場所からは三段目に昇進。関取への階段を順調に上っていた。

　しかし、ここからけがに悩まされた。０２年初場所で右肩を脱臼し、東幕下２９枚目だった０５年九州場所で右膝の靭帯（じんたい）を断裂。「終わったな」。約３カ月の入院生活を余儀なくされた。だが「相撲も遅い。飯を食うのも遅い。性格がスローペース」と少しずつ自分のペースで前に進んだ。

　付け人をしていた人気力士の高見盛の存在も大きかった。「盛関（高見盛）もやっているから」と３５歳でも土俵に立ち続ける兄弟子の姿から勇気をもらった。

　１０年かけてつかんだ関取の座。東関親方（元幕内潮丸）は「（幕下でも）十両と当たって勝っている。自分の力を発揮できれば十両でもやれる」と実力に太鼓判を押す。

　「立ち合いのうまさとかを勉強しないと」。もみ上げがトレードマークの新十両は腕を磨き続ける。

http://www.sanspo.com/sports/photos/110605/spf1106051041002-p1.htm
学生相撲出身では最も遅い所要６０場所で新十両となった華王錦　＝５月、両国国技館【フォト】

質問者：コモドドラゴン
質問日時：2011-11-17 11:29:46
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