とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
小泉元総理ができる人というのはなんとなくわかっていることなんです。
実際、彼のビジョンは一見正しいように見えるということは間違いないことでしょう。
ただし、彼の言っていることは詐欺師のようなんです。
良い点のみを上げ、実際に引き起こされるであろう問題についてはまったく説明していないということです。
それが間違っているというわけではありませんが、彼の場合、言い切りますから、まるで間違っていないように、それが最善の策のように錯覚してしまうということです。
リスクとかね合わせて事態に取り組まない限り、現状の打破は不可能ですが、そのリスクの説明なく、改革と叫んでいるのでは詐欺となんら変わらない、と個人的には思うわけです。
小さな政府に関しては、正しいかもしれませんが、彼がそのことに今後手を出す可能性が低く、小さな政府という言葉が独り歩きしているという感は否めないと思います。結局、彼は言葉だけを巧みに使い、実際に行動を起こしたのが郵政民営化のみで、総理でなくなったとたんに意見することすら少なくなりました。
そういう点で無責任だろうとか思うんです。というわけで嫌いなんです。