相性問題と言うのは特定の製品やメーカー間同士で発生するだけではなく
製品の品質バラつきの許容範囲で起こる可能性もありますから
動作確認が取れている製品でも発生する可能性はあります。
相性問題を不安に思うのなら他の回答者が書かれている様に
販売店の相性保証制度を利用して下さい。
私なんかは相性問題が発生するのは時の運、不運、程度に考えているので
相性保証制度は利用した事がありません。(故障している訳ではありませんからね)
ただし起こり難いと思われる組み合わせを考えて部品を選択しています。
例えばメモリならメモリサポートされている製品を選んだり
もしくはその仕様に準じた同じメーカーの製品を選ぶとかですね。
バルク品を選ぶ時はそのメーカーも気にしていますから
メーカー名が不明なら価格的にメリットを感じなければ買いません。
質問のマザーボードはマイクロATXになります。
小型のキューブ型ケースの様なMini-ITXのケースに装着は無理ですが
それ以外の大きなケースなら問題はありません。
SSDは32GBの様ですが記憶容量が不足すると思います。
PCの用途や不足しない様にする対策を考えての決定でしょうか?
考えていないのならHDDの500GBか1TBの記憶容量で考えた方が無難だと思います。
予算をつぎ込めるのならSSDを120GB程度にするとか
32GBのSSDを使用するのなら別途内蔵HDDを用意して
32GBのSSDをCドライブにしてOSをインストール、
DドライブにHDDを用いてアプリケーションソフトのインストールやデータ保存に用いる
と言う様にした方が良いと思います。
IntelのCPUはバルク品とリテール品の価格差が殆ど無い事の方が多いと思います。
発売して間もない人気CPUは欠品する事がありますが
入手しやすいのはリテール品になります。
Core i3 2100 バルクに変更を考えている様ですが
Intelの価格改定で出荷価格は2100と2120は同じになっているので
動作周波数が高い分2120の方が良いのではと思います。
購入予定のお店で在庫状況や価格を調べて決定した方が良いと思います。
Core i3-2100 BOX
http://www.coneco.net/PriceList.asp?COM_ID=1110221180
Core i3-2120 BOX
http://www.coneco.net/PriceList.asp?COM_ID=1110221179
バルク品を選ぶのならBOX品より価格的に安くなっていなければメリットはありませんし
バルク品には純正CPUクーラーが付属しませんから
CPUクーラーが必要になると言う事をお忘れなく。
それとCPUとクーラーに塗る放熱グリスの塗り方一つで放熱性も変わります。
素人に無難なのは純正クーラーを正しく装着した方が・・・と言う気がします。
グラフィックボードの装着を考えている様ですが
価格を安くと言うのであればCPU内蔵のグラフィック機能を利用する事です。
記載のマザーボードなら一部のCPUを除き内蔵グラフィック機能が利用出来ると思います。
使用するソフト等でグラフィックボードを必要とするのなら
性能が十分か確認した方が良いと思います。
ゲームだと推奨スペックのグラボで遊びたくなると思いますよ。
===補足===
マインクラフトなら下記ページを参考にされると良いと思います。
http://www26.atwiki.jp/minecraft/pages/102.html
製品版Ver.1.1以前の所に
Core i3 2100+内蔵グラフィックHD2000
Core i5 2400+内蔵グラフィックHD2000
の報告がありますが取り敢えず動作には問題が無さそうです。
この報告例は報告した人によって画面の動きに対する感じ方が違いますから
○と◎と言う様に評価が分かれれば
低く見積もっていた方が良いと思います。
(性能の高いCore i5の方が評価が悪いですよね?)
グラフィックボードなんてのは後から簡単に装着出来ますから
実際に内蔵グラフィックで様子を見てからでも問題は無いと思います。
で・・・内蔵グラフィックで満足出来なかった時の話になりますが
人間の感覚と言うのは案外いい加減で
はっきりと違いが判るにはかなりの性能差が必要になります。
昔のPCの様に内蔵グラフィックがチップセット側に付いていると
ローエンドのグラフィックボードでもメリットがあったのですが
Core iシリーズになってからCPU側に内蔵されましたので
内蔵グラフィックも性能が上がっています。
グラフィックボードを必要に感じたのであれば
ミドルクラス位から選んだ方が良いと思います。
紹介したページで言えば
GeForce GTX550Ti
Radeon HD7750~7870(6770~6870、HD5770~5850)
この辺りのグラフィックボードを選んでおけば
大抵のゲームには困る事が無いと思います。
(お勧めはAMDなら最新のHD7750ですね)
ただしHD5450だとスリムケースにも収まると思うのですが
ミドルクラスのグラフィックボードと言うのは
タワー、ミドルタワー、ミニタワーの様な厚みのあるケースが必要です。
マインクラフトを使用するのであれば長時間の使用が考えられますから
ケースは放熱性の良い大き目が良いと思います。
電源はこのクラスのグラフィックボード装着を前提にすれば
450W~500W程度は必要
(HD5450であれば400Wで十分、HD7750の推奨電源は450W以上)
出来れば80PLUS認証でBRONZE以上が望ましいと思います。
選ぶ電源ユニットにもよりますが
変換効率が仮に5%程度違うと100W程度のシステム消費電力で
電源が違うだけで5W近く省エネ化が可能です。
CPUのTDPが仮に5W違ってもそれは演算によるものなので
無駄と言い切れない部分があるのですが
電源の変換効率が悪くて消費電力が5W多くなってしまうと
本当に無駄な消費電力となっている状態です。
もっとも電源ユニットの価格が高くなるので・・・判断の難しい所です。
CPU、GPU共に最近の傾向として
アイドル時の消費電力は抑えられています。
少々パフォーマンスが高くても無駄な消費電力が少なくなっているので
出来るだけ最新の製品を選んだ方がメリットが大きいと思います。
ただし動作が軽いからと言って重い負荷を掛ければ
それなりに消費電力を食っていますから電気料金もそれなりに・・・
注意して下さいね。