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過日の(多分)情報番組・健康コーナーで、一日にみかん(多分温州みかん)を4個食べると骨粗しょう症の予防(?)になると聞こえてきました。
画面をみていたのではなく、途中から聞こえただけの情報なので、番組内容の経過というか、何故ビタミンCのみかん4個が、骨強化(カルシウム・ビタミンD・マグネシウム)に繋がるのかが判りません。
みかん=骨強化 の流れと言うか、意味合いを教えてください。

  • 質問者:みかん大好き
  • 質問日時:2013-03-08 15:23:25
  • 0

以下の報道があります。質問者さんが聞かれた番組も以下の報道を基にして
作られたと思われます。
『骨粗鬆症予防にミカン 黄色い色素が骨を増やす』
「ミカンをよく食べると骨粗鬆症を予防できるらしいことが果樹研究所の杉浦実
主任研究員らの研究でわかった。ミカンを黄色くする色素であるβクリプトキサ
ンチンが、骨を増やしたり、減少を抑えたりしていると考えられる。女性が閉経
してホルモンのバランスが変わると、骨粗鬆症にかかりやすくなる。一方、杉浦
さんらが温州ミカンの産地の一つ、浜松市の三ケ日町地域で行ってきた研究で、
ミカンを多く食べる女性は患者が少ない傾向もわかっていた。この地域の閉経後の
女性212人で、βクリプトキサンチンの血中濃度と骨粗鬆症の関連を調べたとこ
ろミカンを毎日4個食べることに相当する血中濃度の人はミカンを食べない日があ
る人よりも骨粗鬆症にかかるリスクが92%低いことがわかった。果物などに含ま
れる色素の骨粗鬆症予防効果が明らかになったのは世界で初めてという。」
http://www.asahi.com/science/update/1222/TKY201212220006.html

ナショナルジオグラフィック『ミカンが閉経後の骨粗鬆症を防止!?』
「ミカンをよく食べている閉経後の女性は骨粗鬆症になりにくいことが、農業・
食品産業技術総合研究機構果樹研究所による浜松市北区の旧・三ヶ日町の地域住民
457人(男146人、女311人)を対象とした4年間の追跡調査で明らかとなった。
同研究所は浜松医科大学と共同で、温州ミカンの生産が盛んな同地区住民を対象と
した栄養疫学調査を2003年度から行っている。温州ミカンに特徴的に多く含まれ
るカロテノイド色素の一つベータ・クリプトキサンチンの血中濃度と、骨粗鬆症の
発症リスクとの関連について調べた。カロテノイド色素は果物や野菜に含まれる抗
酸化物質で、摂取によって骨密度低下の予防効果があるとされる。
その結果、骨粗鬆症の発症リスクは、血中ベータ・クリプトキサンチンが低濃度の
グループ(ミカンを毎日1個食べるか、食べないかの人たち)を1.0とした場合、
高濃度のグループ(ミカンを毎日4個程度食べる人たち)は0.08となり、92%も
低いことが分かった。ビタミンやミネラル類の摂取量などの影響を取り除いても、
この傾向がつかめた。
また、調査開始後に新たに骨低下症や骨粗鬆症を発症した閉経女性は、調査開始時
における血中ベータ・クリプトキサンチン濃度が、骨低下症では1.59マイクロモー
ラー、骨粗鬆症では1.16マイクロモーラーと、健康な人(平均値1.94マイクロモー
ラー)よりも、統計的に低くかったことが分かった。
今回調査した6種類のカロテノイド色素(リコペン、アルファ・カロテン、ベータ・
カロテン、ベータ・クリプトキサンチン、ルテイン、ゼアキサンチン)のうち、骨粗
鬆症の発症リスク低減と有意な関連が認められたのはベータ・クリプトキサンチン
のみだった。男性や閉経前の女性には、こうした関連はみられなかったという。」
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=00020121227001

  • 回答者:静岡県民 (質問から42分後)
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この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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