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敦賀原発直下に活断層との意見を規制委
が変えません!注射(賄賂?)が足りなかったのでしょうか。金券は何万円以上が適切でしょうか。

敦賀原発:2号機直下は「活断層」 規制委、認定変えず

毎日新聞 2013年04月19日 23時57分(最終更新 04月20日 01時17分)

 日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)直下を通る断層を「活断層の可能性が高い」と認定する報告書案をまとめた原子力規制委員会の有識者調査団が、原電からの反論を「根拠が明確でない」と、全面的に退ける見解を原電に伝えていたことが分かった。

 規制委事務局の原子力規制庁と原電の担当者が19日に面談し、規制庁が原電に24日の評価会合で提示する資料案を示した。

 調査団は24日に原電から改めて主張を聞くが、最終的に「活断層」とする認定を変えない公算が大きくなった。長期化した論争が終わるめどがつき、調査団は5月にも結論をまとめて規制委に報告する方針。規制委が活断層と判断すれば、2号機は廃炉に追い込まれる可能性がある。

 調査団は昨年12月、2号機直下を通る断層「D−1破砕帯」を「活断層の可能性が高い」と指摘。これに対し、原電は「科学的な説明が不十分だ。審議の進め方も一方的」と反発、公開質問状を提出するなどしてきた。

 原電は「D−1破砕帯の一部は古く、活断層ではない」と主張したが、調査団が今回提示した資料案は「根拠が明確でない」と判断した。【岡田英、鳥井真平】
http://mainichi.jp/select/news/20130420k0000m040126000c.html


虚構の環:第2部・政策誘導/2 視察後温泉、金券5万円…意見変えた委員

毎日新聞 2013年04月18日 東京朝刊
内閣府原子力委員会の「秘密会議」発覚後に発足した内部検証チームの第1回会合。調査で電力側が委員会の関係者に「接触」を図っていた実態が判明した=東京都千代田区で2012年6月、木葉健二撮影
内閣府原子力委員会の「秘密会議」発覚後に発足した内部検証チームの第1回会合。調査で電力側が委員会の関係者に「接触」を図っていた実態が判明した=東京都千代田区で2012年6月、木葉健二撮影
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 ◆虚構の環(サイクル)
 ◇「注射」と呼ぶ電力接待

 取材班は「電気事業分科会・鶴田委員他ご視察スケジュール」と題したA4判の1枚の文書を入手した。経済産業相の諮問機関「総合資源エネルギー調査会・電気事業分科会」の鶴田俊正委員(79)=専修大名誉教授=と友人男性が04年6月9日、東京電力幹部2人の案内で青森県六ケ所村の再処理工場を訪れる「視察」計画だ。当時分科会では原発で使用済みになった核燃料の再処理費用約19兆円を、国民が負担する制度のとりまとめが進んでおり、電力各社は早期決着を目指していた。

 鶴田氏が説明する。「青森空港経由で六ケ所に行った。視察後は浅虫温泉(青森市)に泊まって遊んだ。費用は全部東電持ち」。「視察」はこの時だけではない。山梨県の揚水発電所や新潟県の柏崎刈羽原発などにも行き、交通費や宿泊費を東電が負担した。

 電力による工作は、経産省内部で「注射」と呼ばれる。注射は視察にとどまらない。当時、鶴田氏が東電幹部と会食後、用意された車に乗り込むと座席に土産袋があった。中を見ると封筒があり5万円分の商品券が入っていた。海外旅行に行く前に餞別(せんべつ)名目で同額分の商品券を渡されたこともある。

 04年5月の分科会。鶴田氏は「使用済み核燃料を再処理せず地中に捨てる直接処分を考慮すべきだ」とする他の委員に同調する意見を述べた。直接処分を選べば再処理工場の破綻を意味する。

 六ケ所視察後、鶴田氏の姿勢は一変する。同6月18日の分科会で直接処分が議題になっても無言を貫いた。経産省職員は変節とみた。鶴田氏が答えた。「確かに変わった。しかし商品券や旅行のせいではない。いろいろ見て理解したということ」。そのうえで「東電はえげつないことをやっている。その一環で学者の私にアプローチしてきた。東電が福島(の原発誘致)に出したカネに比べれば微々たるもの」と話した。

     ◇ 

 福島第1原発事故後、7人の有識者が核燃サイクル政策見直しについて議論した内閣府原子力委員会の小委員会。メンバーの一人が昨年2月ごろ「いろいろな財務諸表を見るが、あの会社ほど不透明な会社はない」と関係者に漏らした。

 「あの会社」は再処理工場を経営する日本原燃。トラブル続きで工場は稼働していないのに、人件費や減価償却費など年約3000億円もの固定費を計上する。「このメンバーは原燃に厳しい姿勢を示すのではないか」。内閣府関係者は予想した。ところが小委員会では「核燃サイクル政策変更によって企業に与える影響が大きい場合、セーフティーネット(救済策)を用意する必要がある」と原燃の主張に沿う発言をした。
その後、毎日新聞の報道で政策を誘導するために推進派だけで集まる「秘密会議」の存在が発覚し、検証チームによる内部調査が実施された。同8月公表の調査報告書によると、「説明」と称する電力側からの接触は7人中4人に及んだ。問題のメンバーに面会したのは原燃と電気事業連合会幹部。注射をうかがわせる証言はない。ただ姿勢が変わったように見える。確認のため取材を申し込んだが、メンバーは拒否した。(肩書は当時)=つづくhttp://mainichi.jp/feature/news/20130418ddm002040114000c2.html

  • 質問者:鶴が
  • 質問日時:2013-04-20 13:35:43
  • 0

注目を浴びていますので、注射をしても効果がないのではないでしょうか。
それこそ数十億円でないとダメなのでは。
最終的には注射が効果を発揮するのはないでしょうか。

  • 回答者:匿名 (質問から1日後)
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この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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一度で認めてしまうと怪しまれるから、あえて退けたとも考えられます。

最終的には裏工作が功を奏するとは思いますけどね。

  • 回答者:匿名 (質問から6日後)
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この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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