>皆さんはそのような合成甘味料にはどの程度気を配っているのでしょうか?
禁止されていないものについてはほとんど気を配っていません.それに摂取量が少ないですしね.
基本的に不味いのが多いので,積極的に利用しようとは思いませんが,入っているの多いですね.
また,調理法によっては砂糖の代用としては不向きなものもあるので,そんなこと考えるなら砂糖…ですね.
>エリスリトールは比較的安心だと聞きましたが、1日にどの程度なら摂取しても大丈夫なのでしょうか。
エリスリトールの摂取上限はナシ…とされていますが,大量に摂取すると下痢を起こすことがあるようなので,1日40グラム程度ではないかなぁ…というところみたいです.
他にも糖アルコール(キシリトール,ソルビトール,…)は多く利用されているので,これだけを考慮してもあまり意味がないです.
エリスリトールの場合,同じ甘さを得るには砂糖より量が増えてしまうので,単独で使用されることはあまり無いようです.
以下,軽く調べてみたことと感想です.
アスパルテームは結構安全なのではないかと思います.
例外はフェニルアラニンを体内で吸収できないフェニルケトン尿症の方です.これがあるので,アスパルテームを含む製品には「アスパルテーム(フェニルアラニン化合物)」といった表記がされています.また,妊婦の場合も積極的には摂らないほうがよいかもしれません.
アスパルテームは体内でアスパラギン酸,フェニルアラニン,メタノールに分解されます.
アスパラギン酸とフェニルアラニンは神経毒とされますが,通常の使用量では問題にならないようです(なんせ砂糖の200分の1で済むから).
アスパラギン酸はカリウムやマグネシウムと結びつき,吸収を助けます.アスパラギン酸を含む食品には小麦胚芽,うなぎ,大豆,マグロ,アスパラガス,のり…など,ごく普通の食品です.
フェニルアラニンは人間が体内で合成できない必須アミノ酸の1つなので食品から摂取しなければなりません(牛乳にも含まれています).
メタノール(メチルアルコール)は酒の代わりに飲んだりしなければ大丈夫でしょう.アスパルテームから生成されるメタノールはごくわずかです.体内でも生産されているものです.
ということで,成分としては問題無さそうです.
砂糖の180~200倍の甘さなので,同じ甘みを得たいのであれば量を減らせるからカロリーも低い…ということですね(ちなみにキロカロリー単位ではゼロと表記できるのでしょうが,完全に0カロリーという訳では無いです).
でも,「アスパルテームをどんどん利用しましょう」とは思いません.理由は不味いからです.
エリスリトール(エリトリトール)はブドウ糖を酵母で発酵させて生成するので,工業的な製法は味の素と似たような感じでしょうね.工業的に作っても,自然界に存在したものなら“天然の糖”というのは何となく違う気がしますけど.
これは砂糖ほどの甘みは無いみたいですが,アスパルテームとかと併用すると美味しくなるらしぃ…です.
ブドウ,キノコ,ワイン/清酒/醤油/味噌などの発酵食品に含まれています.
なので,エリスリトールの摂取量を気にするならば,これらの食品に含まれるエリスリトールの量も踏まえて考えないと…なのですが,そんなの不可能ですよねぇ.
1日40グラム程度なら下痢も起こしにくいみたいです.
但し,他の糖アルコール(キシリトール,ソルビトール,…)なんかを同時に摂取していると,そっちのほうが原因で下痢っちゃうかもしれません.
ちなみにサッカリンですが,発がん性の疑いはほとんどないことが分かり,現在では制限付きで使用できるみたいです.
その他の毒性があるようなので,制限付き…ということみたいです.