私も小さい頃というか若い頃はひどい車酔いをしました。
普通の電車はもちろん新幹線でも酔うというほど。
酔わなくなったのは大学に入ってからというほど。
経験からすると、とにかく自律神経の失調なんですよね。
今でも、大きく揺れる小さな船に乗ったり、クルマで後ろ向きに座ったり、揺れる車内で本を読むのは良くありません。
ただ、どうして改善したかというと、自らで旅をする様になって「酔っているのがばからしい」と思う様になったからです。
そういう意味では、お子さんが「クルマなどに乗ってどこかへ出かけることは楽しい」と思い、「酔うんだ」という先入観を持たない様にすることが一番です。
あとは、その酔いのパターンですね。
クルマだけで、電車では酔わないというのであれば軽症だと思います。
もし、ご自宅のクルマでしか酔わないのであれば、親への依存的な物が効いている可能性もありますし、運転のパターンが効いている可能性があります。
依存的な物の場合は、日常からなるべく断ち切る様にする。
(年齢とか性格にもよります)
ご自宅のクルマ限定の場合は、(表現は難しいのですが)微妙なカックンブレーキ、カックンハンドルやカックンアクセルが無いかどうかで、なるべくクルマの挙動をお子さんである乗員の意思というか予測に対して予測しない様な挙動にしない(止まっているに近い状態にする)ものにするということはあると思います。
とにかく、薬剤的な対応も「酔い止め」というのは「安定剤」ですから、お子さん乗車時の思考を「過剰な乗車意識」から開放し、気分の持ち様を楽にさせることが一番だと思います。
(乗車前に「お前は酔うからなぁ」とかは、ストレスの夜尿症と同じで、まず逆効果になると思います)