タバコの体に与える害に比べたら、実際は、害が少ないのは確かです。ですが、タバコより怖いのは、大麻は、直接脳を蝕みます。一度壊れた脳は再生しません。おかしくなった脳は、人間としての尊厳を、奪ってしまう為です。
タバコで病に倒れても、尊厳を失う事は、ほぼ有りません。
お酒も、一過性の物です。アルコール中毒になっても、回復も出来ます。ですが、大麻は、確実に依存し、精神を病み、一度破壊された脳は、戻りません。要するに、酷くなれば、回復の見込みが無いのです。人間の姿はしていても、中身が、人間でなくなってしまう、恐ろしいものです。量を制限し、使い方にも気を使い
使用している、痛み止め用の薬でも、使用の期間が長ければ長い程、中毒に掛かる率も多くなる為、管理が厳しくなって居ます。
タバコや、お酒の、人体に対する危険度と比べると、確かに、大麻は、安全ですが、人間として生きる為の重要な機能を破壊してしまうため、大麻は、厳しく規制されている訳です。
===補足===
ちなみに、オランダの合法化は、苦肉の策です。影で吸う人が後を絶たず、かといって、薬物を追放する事は不可能だと国が判断した為です。オランダに取っては、大麻は、まだ軽いソフトドラッグ部門の薬物です。しかも、駄目と言えば言う程、被害が増す上、闇で流通すれば、確実に、ドラッグ愛用者が増え、中には、ハードドラッグ愛用者に走る可能性が有る事を危惧した為、行政がしっかりと管理出来る様に、場所限定で、合法にしただけです。日本以上に、酷かったんです。酷過ぎた為に、国が管理した方が良いと判断した為の合法化です。