お嬢さんは,今,部活に全身全霊を掛けています。「お嬢さんは「7月の総体まではやる」と決めているようですが,れいなさんや姑さんは「受験に影響する」と不安のようですね。
でも,考えてみて下さい。「総体までは」と言うことは,お嬢さんの部活におけるレベルは大変高いものと推定されますし,周りの期待や,期待に応えようとする責任感やプレッシャーがのしかかっているのです。7月の総体の結果が良くても悪くても,全力で頑張ったという経験は,お嬢さんにとって一生の誇りになります!
じれったいかもしれませんが,お嬢さんの言うことを受け止めてあげて下さい。子供もいろいろ,他のお孫さんがどんなに難関校に行っていようとも,それは,その子達が「私は難関校に行くんだ」という強い決意の元で勝ち取ったものです。お嬢さんの部活と何も違いません。対象が違うだけです。対象が違うことで会いにくくなってしまったのでしたら,双方の理解が足りないだけであり,会いたくなければ会わなければいいことです。親戚が絶対に仲良くなければならない必要はないと思います。
お嬢さんは部活を引退後,れいなさんや姑さんの空気を読みとって勉強に没頭するかもしれません。または,現在の部活の強豪校を目指すかもしれません。子供に人生のレールを押しつけても挫折するだけです。お嬢さんと「今後どうしていきたいのか」をよく話し合うことが必要だと思います。
なお,私事ですが,私は高校当時,進学校に通っていましたが,大学に通う意味を見いだせず,公務員に就職(多分全校で私1人だったでしょう。高校に就職の募集案内は全然来ていませんでした)するつもりでいました。しかし,高校3年生の12月,就職試験が不合格になってしまいました。悩むこと1ヶ月,「大学に行って,もう一度公務員試験を受けてやる!」と決意し,予備校の冬休み1週間集中コースに通い,1月から2月上旬の試験日まで,高校から帰宅して食事とお風呂の時間以外を,全て勉強時間に当てました。その結果,地元では割に上位校の法学部に追加合格してしまいました(笑)。なお,現在めでたく公務員です。
人間その気になれば何とでもなります。どうかれいなさんがお嬢さんのよき理解者であること,今のお嬢さんから生き甲斐と誇りを奪うことをなさらないよう,切に願います。