薬事法では、医薬品は薬剤師と購入者による対面販売が原則です。ドラッグストアに行ってみると分かりますが、購入者が自由に手に取れるのはドリンク剤、医薬部外品等で、医薬品はカウンターの向こうに置き、薬剤師の関与なしでは購入できないような形にされています。市販薬をOTC薬と言うのは、Over The Counter の頭文字をとったもので、この販売形態に由来しています。
インターネット販売ではこれが守れないために、医薬品販売を規制しようという動きが出ています。
市販薬には、スイッチOTCと言われる医師の処方箋のもとにしか使えなかった薬を市販品に回したものがあります。これらはよく効くのですが、その一方で癌などの重篤な疾患の自覚症状を緩和することにより、発見を遅らせることがありえますので、医療の専門家である薬剤師の指導が必須です。
しかし、普通の風邪薬、普通の胃腸薬のような自己診断でも問題にはなりにくい医薬品もありますので、全面規制はどうかと思います。
- 回答者:Sooda! くん (質問から5時間後)
-
0