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新興国(BRICs:ブラジル、ロシア、インド、中国、やその他の発展途上の国)の中で、今後5年間、10年間、20年間の実質経済成長率が一番高いと思う国はどこですか?

※実質経済成長率(実質GDP成長率):名目GDP成長率から物価上昇率を控除したものと考えていただいて結構です。

できれば、根拠(資源の有無、その国の今後伸びると思われる経済・産業、人口動態(人口増加率、年齢別人口の変化など)、物価上昇率の今後の推移)も添えてお聞かせください。

  • 質問者:回答者
  • 質問日時:2008-12-26 01:39:06
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回答してくれたみんなへのお礼

みなさん、ありがとうございます。

これといった決め手でどの国が成長するかは断言できそうにないですね。未来のことは神のみぞ知る、といったところでしょうか。

ベスト回答は、現実面(特にブラジル)を詳しく根拠として挙げていただいた方を選びました。

ブラジルではないかと考えます。根拠は
①資源(鉱産資源)のポテンシャルが大きい。鉄鉱石や石炭だけでなく、油田発見  の可能性も高い
②南半球に位置し、人口の集中する北半球の端境期に収穫でき、農牧用地として  活用できる土地は広い
③電力のほとんどを水力で賄い、石油・石炭・天然ガスなどのエネルギー資源の高 騰・枯渇にも耐えられる
④中南米最大の工業力を持っている
⑤数年前まで抱えていたIMFの膨大な債務も早期に返還し、健在な財政を築きつつ ある
 などでしょうか。心配なのは陽気な国民性だけです。

  • 回答者:地理好きオヤジ (質問から7時間後)
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1.鉄鉱石は大きな市場を占めていますね。石油もそれなりに利益が上がっているようです。ただ、石油は海上石油でコストが多めにかかるので、若干採算ラインが高いのが気になります。
2.農業も広い国土を生かして産業の一定の範囲を占めますよね。世界人口が増えて、食料価格が高騰すれば、それの恩恵を受けそうですね。
3.電力の大部分が水力がまかなえるのは、非常にメリットを感じます。枯渇燃料を必要とせず、発電できるのは、国内産業や家庭に安価に電力が供給できるので、可処分所得が増えることになるので、内需向上にも貢献しそうです。
5.IMFの債務が過去のトラウマです。それより前に、新首都建造などでインフレ率がかなり高い時期もあったようです。国内のGDPは拡大しましたが、インフレ率を控除するとかなり実質GDP成長率が低くならないか、心配です(最近は、インフレ率は低めのようですが)。

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人口考えても中国じゃないかな。

  • 回答者:sooda (質問から7日後)
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確かに中国は人口が多いです。

しかし、中央集権型の経済、民主主義の不徹底、農村部と都市部の格差問題、一部地域での反中央体制の動きなど、問題が山積みのようです。

インドだと・・・。

人口も多いですし・・、経済発展率が年々高くなってますし・・。

  • 回答者:Sooda! ちゃん (質問から6日後)
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確かにインドは人口が多いですね。ただ、問題も多そうです(カースト制度など)。

ブラジルだと予想します。

根拠は
その他の国とは違い農業力、工業力、資源のすべてがあります。
海底油田の採掘レベルは世界1ですし近海には大規模な油田の存在も確認されています。
脱石油社会はまだ先だと予想されますので将来的には武器になると思われます。

中国に関しては指導力がありますがカントリーリスクを考えたら投機に関しては手は出したくありません。

  • 回答者:suteroku (質問から21時間後)
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そうですね、ブラジルはバランスが取れているように思います。

油田は、確かにありますが、採掘コストが高い海底油田で、ちょっと魅力半減ですね。むしろ、エネルギーの多様化で、バイオエタノールの需要で農業国として魅力がアップするかも知れません。

中国だと思います。
ただし、リスクが大きいのも中国ではないかと考えています。

農地の土地売買等を見ても、以前より緩和されたとはいえ、まだ不十分ですので、都市部と農村部の貧富の格差問題には時間がかかるでしょう。

環境問題にしても、飛躍的にエネルギーの効率化が上昇しない限りは、中国の発展はあり得ません。

高齢化も気になるところです。日本や米国と共に、やがては中国でも労働力人口の高齢化が進むものと考えます。

中国における都市政治と地方政治のあり方や、中国人民元の行く末等、克服すべき課題は多いように思えます。
しかしながら、これら多くの問題を少しずつでも克服できることができるならば、資源が豊富であることや広大な土地を味方につけ、実質経済成長率は他国を凌ぐものと思います。

  • 回答者:日中友好 (質問から17時間後)
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確かに人口は多いですが、年齢層は少し偏っていますね(生産人口は、今のところ多いですが、一人っ子政策で将来生産人口となる年齢層が手薄)。

環境問題は、逆にビジネスチャンスではないか、と思っています(もっとも、国が環境軽視だとチャンスにならないかもしれませんが)。

資源も豊富ですが、これも変動幅(ボラティリティ)が大きくなりそうです。資源高なら景気は好調となるけど、資源需要が緩いままなら、あまり資源に頼る経済もできなさそう。

将来、実質経済成長率が高そうになるかもしれないし、もしかしたら他国のほうが伸びるかも知れないという感じです。

ブラジルかなー。

中国とインドは国内問題を抱えすぎています。
ロシアは天然資源で左右されてしまいます。

  • 回答者:ろん (質問から16時間後)
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そうですね、ブラジルは人口の点で中国、インド、ロシアより規模が小さめですね。

中国は都市部と農村の格差、安全性や品質(食品など)などが問題になることがありますね。一部地域でごたごたしてますし。

インドは、個人的には割りと民主的な国で、英語もよく通じる国だと思いますが、勢いがそれほど強くない気がします。資源もそれほど際立った鉱物などもなかったように思います。

ロシアは天然ガスなどを頼りにした資源国ですね。IT、環境、バイオなど、今後テーマになるような産業はあまり得意ではなさそう。資源高が再来すれば復活しそうですが。

ブラジルは、産業のバランスがよさそうです。石油も取れるし、工業もそれなり発達してます(中小型飛行機は世界二位ですよね)。バイオエタノールにも力を入れていますし。昔、経験した高いインフレが再来しないかどうかがポイントになるように思います。

中国もインドも政治のごたごたさえ何とかなればまだまだ行きますよ

その点ロシアは資源高頼みですから難しいでしょうね

  • 回答者:MrNH (質問から8時間後)
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中国は中央集権型なので、これと決めれば行動に移すのが早そうです。一方、貧富の格差などが拡大しているので、その点も気にしています。さらに、一人っ子政策のため、5年程度なら問題ないのですが、10年、20年後に、生産人口がかなりリタイアする一方、生産年齢人口があまり増えないのもちょっと気がかり。

インドは、中国と違って、割と民主的な感じがします。なので、経済振興も少しテンポが早くはないかな、と思っています。資源もあまりなさそうなので。

ロシアは、確かに資源頼みの経済ですね。将来資源高になる可能性は十分ありますが、省エネ社会、低炭素社会、代替エネルギーの開発普及で、思った以上に需要が伸びない可能性も捨て切れません。それを補う目だった産業もあまり見当たりませんし。

この中では、単純に、資源(石油もタップリあるし)と技術でロシアじゃないかな。「タフな仕事はアメリカ人ににさせろ。難解な仕事はインド人ににさせろ。不可能な仕事はロシア人にさせろ。」と言うぐらいだから。IT産業一つを取ってもインド以上に伸びる可能性があると思う。

===補足===
例え車が電気自動車にシフトしても、航空機が電気で飛ぶ時代は、まだ先。それに石油は燃料以外にも、化学製品の元になる。なので石油資源を持つ国は侮れない。後、ITやエレクトロニクスの分野でも相当の潜在能力を秘めていると思う。資本主義的経営に未だ十分に慣れていないだけ。

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資源は確かに多いですね(石油、天然ガス。特に天然ガス)。

ただ、気になるのは国内のGDPのかなりの部分がこれらエネルギーに偏っているような気がします。今不調で、将来需要が伸びればまた復活する可能性もありますが、原油高騰を一度経験しているので、燃費のいい車へのシフト、代替エネルギーの開発普及が進むことで、これまでのような化石燃料の大幅消費の伸びがあまり期待できそうにないのでは、と思っています。

産業として、自動車、エレクトロニクス、ITなどのこれからも一定の需要のある産業があまり目立たない、バイオ、環境、金融など次世代産業や知識集約型産業(一人当たりGDPが向上しそうな産業)が弱いように思います。

(補足へのコメント)
確かに、飛行機を電気で飛ばせる時代はかなり遠いと思います。しかし、原油だけでなく非食料農産物を原料にしたバイオ燃料を混合した航空機の飛行は計画されているようです(実際、試行フライトは成功したようです)。原油・天然ガスに過度に頼る経済は、中期的にはあまりよくないと思います。

IT(ソフトウェア)は伸びそうな気がします。しかし電子デバイスなどのエレクトロニクスはロシアが目立った動きをしているとは聞いたことがありません。聞いたことがないので、潜在的な力があるのか、ないのか不明です。

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