FXのスキャルトレードをするときに最も最適な判断材料（チャート等）を教えて下さい。よろしくお願いします。|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

1分足と5分足の両方を見るくらいでしょうか。両方のチャートでトレンドを見て順張りで売買して、利が乗ったところで利益確定するなど。

なお、スキャルで利益をあげるには、

・取引枚数を多くして
・値幅の大きい通貨ペアを選んで
・回数を増やす

ことをしないといけないと思います。そして、大負けしない変わり大負けしないようストップを入れる必要があります。短時間での動きに追随しがちなので、ノイズによる売り買いの判断をすることも多いと思うので、思ったとおりの動きにならない（すぐに損切り）ことも多いと思います。

一言で言えば、「労多くして実少なし」というところでしょうか。取引数量が多ければ多いほど、取引回数が多ければ多いほど、スプレッド分だけFX会社の利益になるので、極端な短期売買はあまり経済的でないように思いますが。

===補足===
・ノイズというのが何なのか

あまり厳密な定義があるか知りませんが、私の理解はだいたい以下のとおり。

為替は、上がるか、下がるか、横ばいか、の3パターンしかありません。そして、大雑把に言えば、上がりそうだと市場参加者の大多数が思えば上がることが多く、下がりそうだと市場参加者の大多数が思えば下がることが多いです。当然ですね。上がると思う人は、今の安いうちに買っておいて上がった時に売ろうとしますし、下がると思う人は、今の高いうちに売っておいて下がった時に買い戻そうとします。

こういう考えを「トレンド」といいます。トレンドは、中長期的にはそれほどブレがないのですが、短期、超短期と、短い視点で見ていくと、トレンドとは逆の動きを見せることが多くなります。たとえば、トレンドは上げ方向だけど、短時間のチャートだと下げる場合がある。そのようなトレンドを無視した動きを「ノイズ」と言われることがあります。特に取引が薄い時間帯に、ファンドが大量に買いあさったり、売り浴びせたりすると、値動きが荒くなります。たいてい、そのような大量売買はトレンドとは関係なく短期的な動きを狙って値動きを荒くさせるための方法です。そのような場合の値動きもノイズと言って差し支えないと思います。

しかし、値動きがあるのが、ノイズのようなトレンドを無視した動きなのか、トレンドに乗った上での動きなのか、判別が困難です。特に短時間だけのチャートならなおさらです。短期より中期、中期より長期のチャートを見て、はじめてトレンドがどっち方向か分かることが多い。しかし、分かった後はすでにトレンドが定まっているので、人より出遅れている可能性が高いです。

簡単に言えば、短期的な視点で見ればトレンドを見誤りやすい、でも長期的な視点で見れば本質的に出遅れてしまうので収益を上げにくい可能性が高い。

いずれにせよ、値動きのある金融商品で儲けようするのは、とても難しいということ。他人の意見に頼らず、自分で各種経済統計、ファンダメンタル、政治問題、その国の産業構造、人口動態、インフレ率、政策金利と今後の予測、など非常に検討しなくてはならない部分が多いです。

これらの部分が理解できない、または理解が十分でないなら、相場モノの金融商品に手を出さないのが賢明だと思います。さらに、理解できても、心理的なタフさも必要ですので、そういう心理的な強靭さがなければ、なおさらやめておいたほうが無難です（デモトレードと、自分のお金を動かすのは、全く心理的負担が異なるので、デモで成功したといっても、リアルトレードで儲けられると限りません）。

回答者：回答者 (質問から54分後)
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