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RSSって何ですか。わかるかた教えてください。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2009-01-09 08:11:49
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もともとは
(世界中の)図書館の蔵書の情報を電子化して一元管理するために、
つまり、本の書誌情報(タイトル、著者、出版日、要約...)をコンピューターで管理することをきっかけに、
Dublin CoreプロジェクトでRDF(Resource Description Framework リソースを記述する枠組み)が定義されたことから話が始まります。
#これがXMLのスキームとして定義された。
出発点は、このように図書館の本の管理だったのですが、
これが、インターネット上のあらゆる情報の管理に応用できるということで、
風呂敷がどんどん広がりました。
とくに、Webページの一つ一つの要約をRDFで表現して、
これをWebサーバで提供しておけば、
RDFで提供されたWebページの要約を、
常に(数分ごとに)チェックすることで、
Webページの更新があるとすぐわかるなということで、
Webブラウザの草分けNetScape社が、
自分のところの情報配信サービスMy Netscapeを、
RDFを使って作り上げ、自社ブラウザに組み込んだ。
これがRSSの始まりです。(RSS 0.9)

やがて、Webページの更新通知やニュース配信の手段として
(出発点とは違う方向に)RDFの文法(と配信手順も含めて)が改良されてゆき、
いまでは、RDFとは全然無関係な文法で情報を記述/配信するようになってしまい、
もともとはRDF Site Summary(RDFで書いたサイトの要約)の略だったRSSという用語が、
Rich Site Summary(RSS 0.91)とかReally Simple Syndication(RSS2.0)とか、
とにかく、RSSの名前はそのままに、
でもRDFとはちがうぞと主張した名称のものに様変わりしているんですね。
そして、RSS 1.0という、RDFを再び採用したフォーマットもあります。
ややこしいですが、RSS 2.0はRSS0.91の後継でありますが、
RSS1.0はRSS0.91ともRSS 2.0とも全然別物です。
いずれにせよ、XMLを採用しているし、httpで配信される点ではおなじですが、XMLの書き方が違うんですね。
こういう具合に、RSSの進化の様子は若干迷走気味ですが、
一般の利用者であるわれわれとしては、
WebサイトのRSSを定期的にチェックして表示するプログラム(RSSリーダ)
を使って、ニュースの配信を受けたり、ブログの更新状況をチェックするだけですし、
RSSリーダを使わなくても、最近のWebブラウザはたいがいRSSを表示できますし、RSSリーダとしての(定期的チェック)機能も備えている物もありますから、中身を知らなくても利用することはできます。

ちなみに、RSSは、その実、Webページの要約が目的だったのですが、
この仕組みを使って、「コンテンツ全部を送ればいいじゃん(変更を知って、Webページをわざわざ見に来てもらうんではなくてデータそのものをこの仕組みで配信すればいいじゃん)」という、情報配信に重きを置いたフォーマットとして、Atomというものも作られて、普及しつつありますね。
で、RSS(RDFを使った物もRDFでないものも)、Atomも、一般利用者はあんまり区別せず、ただ「RSS」と呼んでごっちゃに利用している(全部をサポートしているRSSリーダが出ているし)ことが多いみたいです。

ついでにいうと、iTunesとかでおなじみのPodCastも、RSSを使って
情報(音声ファイルや動画ファイルの)配信をしています。
GmailはAtomを使っているそうです。

  • 回答者:むかしね (質問から3日後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

医療関係で医薬品の情報の伝達方法としてRSSコードを導入して、製品の管理をするように厚生省から指示があったように思いました。
医療事故などを防ぐためと製品の情報の管理のために、数字もしくはコードが入れられています。
そちらのRSSでしょうか。

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参考になりました。回答ありがとうございました。

スレイブデイトンさんの回答が分かりやすいですが、実際にこんな風に使われています。


例えばグルメのblogがすごく好きなみどりさんという人がいます。みどりさんはグルメの情報を収集するために複数のblogをチェックしています。毎日blogを見に行って、新しい記事ができていないかどうかチェックしています。でも、記事が毎日更新されるものも
あれば、たまにしか更新されていないものもあります。沢山の記事が更新されるものの中でも自分が見たいものは、その中の3分の1もなかったりします。

そこで、みどりさんは友人に教えてもらったRSSリーダーというソフトを入れて、それぞれのblogのRSSを登録しました。そうするとRSSリーダーというソフトを見ているだけで、どのblogに新しい記事が登録されたのか、またその記事がだいたいどんな内容なのかみることができます。そこから興味ある記事だけ実際にblogに飛んで見に行くというやり方に変えたことで、何度も不必要にblogを見に行く手間が省けました。


blogの数が2つや3つであればそれほど手間を感じないかもしれませんが、これが10,100,1000と増えてくると非常にチェックするのが面倒です。ちなみに、私しんざぶろうは約1000近くのblogやニュースサイトをチェックしています。もちろん、そのうちしっかり見るのはごく一部です。

参考にここで使われてみるといいかもしれません。
http://reader.livedoor.com/

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参考になりました。回答ありがとうございました。

RDF Site Summary  
Rich Site Summary
Really Simple Syndication
の略ですが、 Webサイトのタイトル、アドレス、見出し、要約、更新時刻などを記述することができるもので、RSS文書を用いることにより、サイトの更新情報を把握することができる。

  • 回答者:匿名希望 (質問から2時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

RSSとは、""Really Simple Syndication""や""Rich Site Summary""などの略で、ウェブサイトに記載された記事の見出しや概要など、最新の情報を配信するための技術です。

頻繁に更新されるニュースサイトやブログなどでは、RSSを配信することで更新された記事を告知し、それを見て興味を持ったユーザーがサイトを訪れるという流れになっています。

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参考になりました。回答ありがとうございました。

RSSは、ニュースやブログなど各種のウェブサイトの更新情報を簡単にまとめ、配信するための幾つかの文書フォーマットの総称です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/RSS

  • 回答者:匿名希望 (質問から9分後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。

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