「あけぼの」です。陰暦の春ですが、現在では啓蟄(虫が土の中から出てくる)の時期(3月)が大好きです。「つとめて」も風情があるのですが、弥生3月は、これから春だぞというだけで嬉しいです。何事にも「陰陽」がありバランスがとれているのですが、啓蟄は「陽」の季節。人間も陽気になります。
NYに住んでいたとき3月17日にセントパトリックスディがあり、アイルランド系移民の人たちは、洋服にシャームロックというクローバーに似た植物の葉っぱをデザインしたものを身に付けてお祭りに行きます。このお祭りの華やいだ気分で、外は寒いけど、どこかに春訪れを告げてくれます。私の一番好きな季節です。