【うつ病】と【ノイロウゼイ】の違いは|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

うつ病は精神病、ノイローゼは神経症です。
うつ病とノイローゼの違いは。
１．うつ病は、間脳の機能障害から生ずる生理的な病気で
　　薬が効果的です。
　　神経症は、心理的な病気で精神療法が治療の主役に
　　なります。

２．うつ病は症状が重篤で、しばしば自殺を企てます。
　　神経症は、訴えは多くても元気がよく、自殺を口にしても
　　実行に移すことはまれです。

３．うつ病は不眠は必発症状で、早朝覚醒型です。
　　神経症でも、不眠を訴える人もいますが、不眠の型は多くは
　　入眠困難です。

４．うつ病では、食欲減退のために体重が１ヶ月に１０キロも
　　１５キロも減ることがあります。　　　
　　神経症は、食欲不振を訴えても間食が多く、実際には
　　体重はそれほど減少しません。

５．うつ病では、重症になると妄想（被害妄想、関係妄想、
　　貧困妄想、罪責妄想など）生ずることがあります。
　　神経症では、妄想はみられません。

６．うつ病は周期的に発病します。
　　神経症にはそれがありません。

７．うつ病では、気分の日内変動といって、
　　一日の中で気分がガラガラ変化します。
　　神経症では、そのようなことがありません。

８．うつ病の病前性格は、自分を犠牲にしても家族や
　　他人のために尽くそうという他人本位の性格が多いです。
　　神経症のそれは概して自分本位です。

９．精神療法では、鬱病は励ましたり叱ったりせずに、
　　暖かく保護してやらねばなりません。
　　神経症では、悪い癖がついているので、積極的に
　　愛の鞭をふるうことも必要です。

【岩波心理学小辞典宮城音弥編】によると

　うつ病の症状は、活動ができない感じを持ち、
　不安で悲観的で、絶望的となり、自分をつまらぬ者と思い、
　自殺をはかる。
　思考が流れ出てこないし、身体の面でもだるく、
　疲れた感じがして頭は重く、食欲は不振で、眠れず、
　からだの具合が悪く感じられる。

　神経症の症状は、精神病のように人格が障害されず、
　自分が病気だという意識をもっている

回答者：ドジっ娘バンちゃん (質問から22分後)
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