質問

色々な説があって、研究者の間でも「これが正しい」というのがないようです。
ただ、事実として言えることは旧約聖書の中の神はカインとアベルの例だけでなく
常に弟の方を愛すということです。

これはどういう事かと言えば、年長者は幼少の頃から力が強く、年下をねじ伏せる
傾向があり、知らず知らずのうちに年下よりも偉いと錯覚している傾向があります。
このような不公平を神が快く思っていなかったと推察出来るのです。
この供物の話も、アベルではなく、カインの供物を受け入れていたらアベルは
兄の供物だから当然という感覚になり、兄を嫉妬するということもなかったのでは
ないでしょうか。カインは兄である自分の供物が無視されたので、弟を殺すほどに
嫉妬にかられた、と考えられるのです。・・・とすると公平な考えでなかったのは神と
いうより元々はカインという事になります。

旧約聖書の神は人々に謙虚になることを求め、それが出来るか試したりします。
もしカインに謙虚さがあれば、自分に至らない部分があったのではないのか？と
省みる筈です。それが出来なかったためにカインは人類初の人殺しの汚名を
背負うことになるのです。
神はカインを試されたが故に僻地で暮らすことになった事を哀れんでか、誰も
カインを殺せないように彼に"しるし"を付けたのでした。

• 回答者：葛もち (質問から3時間後)
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神が何をしようと、絶対的な存在である。という事の教えの話しだと思います。

つまり神が自分に、どんな態度をしようと受け入れ、己を捨てて神に従えるかを試す為に
無視したのではないでしょうか？

そう考えると一番の被害者は、やはり何も知らないアベルかもしれませんね。

• 回答者：可哀想 (質問から7日後)
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神が、決して寛大ではない事を、教えたかったのでは？ （あくまでも、聖書に出てくる神に関してはね！ まあ、イスラエル人とガザ地区のパレスチナ人を見ていると、この神は、今もエコひいきをするらしい・・・）

• 回答者：シティー (質問から9時間後)
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旧約聖書の世界においては神は人を試す存在として描かれています。
この場合も神は一番良い子羊を捧げたアベルのみを褒め、ただ単に畑からとれた作物を適当に捧げただけのカインについてはまったく気に入らなかったので無視してみるという行為によってカインを試したのです。そして、カインの神に対する恭順さを見てみようとしたのです。
そうしたら・・・あららカインは嫉妬のあまりアベルを殺すという事態が起きてしまったのです。で、自分の行為によって殺人という神にとって最大の禁忌が起こったという己のの失策を認めたくなかった神はカインに呪いをかけて事態をごまかした。・・・と思っています。

• 回答者：にんにん (質問から2時間後)
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神学論・農耕民族論はさておき、これは不公平だと思っていました。カインもアベルもベストを尽くして奉げ物を用意したはず。動物が供物として無視されるんじゃ、神殿に奉げる供物の羊たちの立場がありません。

職業に貴賎があるとでも言うんでしょうか、神は。カインの弟殺しもこれが発端となったわけですし、何とも罪作りな神です。

えこひいきの回答には全くなっていませんでした。誠に申し訳ありません。しかし、私もずっと疑問に思っていたことです。

• 回答者：匿名希望 (質問から2時間後)
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それにしても、供物が気に入るの気に入らないので態度を変える神様というのも
全知全能にしてはセコイお方ですよね。
これが忠臣蔵なら酷い目に遭ってるとこです。

• 回答者：匿名希望 (質問から38分後)
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聖書はわかりませんがアブラハムのたったひとりの息子さえを生け贄に差し出せっていう神ですので、カインのこゝろの何かを試したのでは無いのでしょうか。結果、そのカインの供物は神とって十分な答えになっていなく無視をした、と付け焼き刃で書いてみました。

• 回答者：kudou (質問から23分後)
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牧畜従事者であるアベルは羊の初子の最上のものを、
農耕従事者であるカインは地の作物を捧げました。

神への捧げ物は罪を贖うべきものであるために、動物の血が流されなければならなかったので、
カインの地の作物は無視されてしまったわけです。

こちらを参考にしました。
http://www.dr-luke.org/Characters/CainAbel.html

• 回答者：schro (質問から14分後)
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