最近、赤ワインをもらったのですが、保存方法として一番いい方法をおしえてください。勿論、ワインセラーは（買う予定もなし）あ...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

産地やヴィンテージや造り込み等の「ワイン」が持つポテンシャルと、どのくらい先の未来に飲みたいかという「所有者」の保存を目指す期間(何年先？)によります。
一般的に長期熟成を前提に(目指して)作られているワインであって、熟成感を楽しみたいのならば、1年や2年どころではないオーダーで「いつまでも取っておく」必要があります。
タイプにもよりますが、5年から10年経過したワインは、リリース直後とは違った、枯れた風味や熟成感を楽しむことができます。
もちろんワインセラーがあって、そこに保管できればより良いのですが、私見としては個人が所有する程度の小型ワインセラーでは、温度や湿度を一定に保つ能力を過信してはいけないものだと思います。

あ..上記のような長期熟成向けのワインはおおまかな価格として、軽く1万円以上はしますので..。
ソレを下回る価格帯のワインであった場合には、購入コストよりも保管コストが上回ってしまうかも知れませんので、飲みたいときにあわせてワインやさんで購入することをオススメします。

個人が、個人の財力と能力と保有するツールでワインを長期保管することに、いろいろなリスクがあることを理解したうえで、一定のバクチ感を持って「当たった」ときの幸福感を楽しめるくらいでなければ、精神衛生上もよろしくないので、そもそも嗜好品なんですから、割り切って早くに開けてしまうことも常に選択肢に入れておくべきでしょう。

ちなみに..保管に心を砕いたワインは「開け時」と「いっしょに楽しむ相手」が大切です。
結婚記念日等の先々の大事なイベント日に開けたい気持ちは十分に理解できるのですが、ワインはそのポテンシャル以上の長い時間や・温湿度変化・ショック等に耐え切れずに、「ダメになってしまう」ことも多々ありますので、その点もお忘れなく。
とっておきのタイミングに期待いっぱいで開けたワインが美味しくない..って残念ですよね。
気張らないお食事で、家族や友人と楽しんで開けることができて、その上で適度な熟成感を楽しむことができれば最高ですね！

最後に..私が保管に失敗したワインの症状をいくつか。
・コルクがキャップシールの内側で膨らんで持ち上がりパンパンに..。
・キャップシールから内部圧力に押されたワインが液モレ。
・色合いや香りがおかしくて、とても楽しめない..(腐臭が)。
・沈殿物(析出物)がモウモウと出現し、液体は味の抜けた上澄みのように..。
　オリとかそういうレベルを通り越してました。
・友人とのワイン会に持参した、高価な1960年代のボルドーの格付けワインが、
　やっぱり..熟成を通り越して劣化しており美味しくなく..。
　スペアとして用意していた3000円台のワインがとても美味しかったこと(笑)
ちなみに最悪だったのは、
・イタリアのスプマンテを夏場にリビングルームで常温保管していたところ、
　突如ビンが爆発(！)したこともあります..。
　(深夜に爆発音がしてビックリしました..部屋がビショビショでした)

対象のワインが期待通りに熟成していくと良いですね。

＃20年以上経過したムルソーやソーテルヌ大好きな偏執ワイン好きより。

回答者：d'yquem (質問から3日後)
0

質問

ベスト回答

回答

回答

回答

回答

関連する質問・相談

Sooda!からのお知らせ