>私は義務教育の「義務」は、親が子に教育を受けさせる義務というなら
ただ学校に登校させるだけではなく、まじめな態度で授業を受けさせることまでが
親の義務だと思います。
これは明らかに変でしょう。
教育は子どもにとっての権利で、親にとっての権利じゃありません。
親が義務を果たさないのであれば、親自身にペナルティがいくべきで
親の不行き届きを子が蒙らなければならないのは不条理です。
最後の留年制度については賛成です。
碌に学習が身につかないまま進級させるのは、本人・親・社会、誰にとっても
不利益になります。
最後に20世紀最大の音楽家と言われるビートルズのメンバー、ジョン・レノン氏が
子どもの頃、手のつけられない悪ガキだったというのはご存知ですか?
同級生は苛める、道でわざと跳ねられたように装いドライバーを慌てさせる、校長宅
に毎夜脅迫じみた電話をかける、パチンコで住宅地のガラスを割って回る・・・数えあ
げたらキリがない位です。
でも、彼は真っ当な大人になった。英国の学校は決して排除などしなかったのでした。
===補足===
>排除と言う表現はしませんが。ではジョンレノンの粗暴で迷惑を受けた
子供の権利はどう保障されたのでしょうか?
さあ、どうしたのでしょうね。でも英国の人は多くの日本人の親と違い、親としての責任
をきちんと認識しているのではないでしょうか。
何か勘違いしているようですが、子の教育を受ける権利を第一に義務をを負わされて
いるのは国でも自治体でもなく親権者です。我が子が適正な教育を受けてないと判断
したなら転校するなり、フリースクールに通わすなり、家庭教師を付けるなり、また親自ら
教えるなりすれば良いだけです。
何も「学校」に通うだけが「教育」じゃないんですから。
親が最大限のことをして、それでもその子自身が不利益を蒙っていると感じたなら、その子
が訴えを起こせば良いでしょう。しかし、この日本において親がその気になれば子が
不利益を蒙るなどという事は考え難いです。