阪神大震災を経験し、自宅が半壊になりました。
その時の状態にもよりますが、安全な場所へ移動することが出来ませんでした。
とにかく身を任せ、立っていられず座り込んでました。
最初、数秒、そんなに強くない揺れが来て、「(いつもの小さい)地震だ」と思ったときに、対処は出来たかもしれません。
まさか、あんな大きな地震になると思わなかったので、揺れが収まるのをじっと待ってしまいました。
小さな地震でも、火をすぐ止める、物が落ちてくるなどの危険な場所から移動すし、机の下などに潜る事が大事だと思います。
地震後、停電はすぐ収まりましたが、長い間水が出なくなって困りました。
うちは、土地が高い位置にあったので、水が出るまで何週間もかかりました。
水の確保は大事ですね。
近くの学校で、自衛隊からのパンと水の配給がすぐありましたが、しばらくして、道路に車が溢れて水の配給車が通れなくなり、長い時間、行列に並びました。
電気がすぐ使えたので、水があると、ポットでお湯が沸かせ、カップラーメンなどの非常食は役立ちました。
外がガス臭かったので、点検が済むまでガスは使えなかったです。
電子レンジも壊れてました。
同じ市内でも、地域で状態は違っていて同じではないですが、水や非常食の確保と、タンスや物が倒れてこないように耐震予防は必要だと思います。
どこで、どんな状態の時に地震に遭うかも分からないので、家族ではたまに話し合ったりします。