子供は叱られれば叱られるほどに嘘をつくようになります。
大人でもそうですよね。
「安心してごめんなさいが言える雰囲気」では嘘はつかなくても良いので隠し事をしませんしうそもつく必要がありません。
即効性のある「よく嘘をつくことを解決」するということではありませんが、効果的な方法として、敢えていうならば、叱るとき、怒らないことだと思います。
・・・ウソツキな子なんていないと思うんです。叱られそうなとき、予防として嘘をこまめにその都度つくんです。
嘘をつかねばならないと感じる雰囲気が嘘をつかせているだけで、笑って照れながら「ごめんなさ~い・・」と言える雰囲気で物事を聞いたり、失敗したときに叱れば、その「安心してごめんなさいが言える雰囲気」になります。
「あ~~っ!こらぁ~」のような、・・・・そんな甘ったるい言い方はできない、良くないと感じるかと思いますが、あながちそうでもないですよ^^
子供に叱るときの目的は、怖い思いをさせることではなく、何がいけないか、何を教えるために話すのかということだけクリアされれば良い=教えることを伝えればシツケは成功。怖くなくても理解させればOKですよね。
例えば、歯を磨いたか?と聞くのではなく、磨いたか?と聞くとき、たいてい親は磨いていないことを見抜いているときですよね。
「歯をまだ磨いてなさそうだけど、磨かないと虫歯になるし、前歯なんてそりゃ痛いんだよ」とか具体的に指摘して説明をする。
その繰り返しの積み重ねで良識を備えた大人としての知識を子どもは親から得ます。
そして、その時代にはできなかったことも、本当は心にしみつき覚えていて、社会に出たときに大いに発揮し、きちんとした大人として活躍できる。
それこそが本当の親が子供に与えることができる最大のプレゼントではないでしょうか。
子供本人はほとんど親のおかげだとは思ってはいなくて一人で大きくなったと思い込んでいるものですけどね^^;
親になってから親心がわかるというのはそんなところからでしょう。