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質問

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鬱病について質問です。

http://sooda.jp/qa/105127 を見てみると、みなさん素人療法ではなく医師に相談というご意見がほとんどみたいなのですが、ぶっちゃけ、医者にかかると鬱病って治るのですか。
ホルモンだかなんだかが分泌されて鬱が引き起こされるという話も聞いたことがあるのですが、理由がわかっているのならそのホルモンを抑制すればそれだけで鬱というのは改善されるでしょうか。

そもそも、医学的には鬱病の定義とはどのようなものでしょうか。

実際の治療体験をお持ちの方や鬱の治療に詳しい方のご意見をぜひお聞きしたいと思います。

  • 質問者:しっぽ
  • 質問日時:2009-02-22 01:18:09
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

回答いただいたみなさん、ありがとうございました。

ボランティアで野外活動のリーダーみたいなことをしているのですが、時折、経度のうつの方がいらっしゃることがあります。
ぼくの参加しているプログラムでは、肉体的、精神的にコントロールされたストレスを与えることによって、それに対して反発する力をバネにして、人間の根源的な強さを引き出し、精神力や協調性をアップさせる効果を得ています。
参加者によい影響が現れることは確信しているのですが、うつ状態の方に対してどのようなさじ加減で接すればいいのか、悩むことが多いので質問させていただきました。

自分自身も若い頃、軽度のうつ状態で今でいうひきこもりのようになったり、電話が極端に怖くなったりということがあったのですが、たまたま非常に興味を持てることがみつかり、それをきっかけに立ち直った経験があります。
なので、適度のストレスを与えたり、目標を立てて努力する習慣をつけることはうつにも効果がある気が個人的な経験からはするのですが、一般的なうつへの対応としてはあまり勧められていないことが多い気がします。

みなさんの回答を読ませていただいて、非常に参考になり、より理解を深めることはできた気がしますが、正解というのはやはり分からないということもいっそうはっきりした気もします。

ぶっちゃけ、治るか治らないかは分かりません。誰しも暗中模索です。
何を「治る」と診断するのか、どういう状態が「治った」というのか、精神的な病はそれすらも曖昧です。

昔と同じに戻ること? 昔ってどんなだった?
昔より成長すること? 何がしたいの?
薬を飲まないこと?
強くなること? 何を基準に?
などなど、、、いろいろありますが、要は本人が「安心して生活できる」ようになればいいんだと思います。

みなさん(私も)が素人判断を避けるとのは、ここでは医師でもない素人が根拠のない回答をしてはならないから。あと自分が責任取れないというのもあります。

鬱状態になったら、早いうちに医者に行った方がいい。悪化すると軽い薬では効かなくなったり、心療内科で周囲を見て「みんな大変なんだー」って思うだけでも救いになる。医師には信頼できる人は少ない現状ですが。

確かに脳内ホルモンの分泌は原因の一つで、治す手がかりの一つだと思います。でも「セレトニンをたくさん分泌すれば安静になる」と思っても分泌できない。薬では少しずつ手を伸ばしているけど、ピシッと決まるわけではない。「アドレナリンだけ抑制したい」と考えて薬や頭脳でできることではないから。

人間の悲哀や喜び、不安、安心や幸福感を強める興奮、弱める抑圧。それらは脳内の神経伝達物質が大きく作用していますが、まだ現在の医学では解明されていません。

ここ数年でSSRI(選択的セレトニン作用薬)が開発され、それからすぐSNRI(選択的ノルアドレナリン、セレトニン作用薬)が開発されました。脳科学と医学薬学の進歩は目覚ましいです。薬の作用で脳内の神経(シナプス)からちょいちょいと「セレトニンだけを選択します!」ってできるようになったのですから(完全ではないですが。言い方がイメージですが)。

私は開発を望むと同時に怖くもあります。こころの有り様を決める「感情」の部分を薬でいじること。もちろん私は欲しいですけど…。だから「完治は無理」なんだと思います。

完治は無理というと絶望的ですが、そうでもなくて、不安や悲しみや不安定さをもって生きて行くことは普通です。それができるように逞しくなることだと思うのです。不安などを除去するのではなく。耐えられるようになる未来。

鬱病の定義は、以前はハッキリしたものがありましたがここ数年(2000年?)で判断基準が変わったりして、なんだか以前より分かりにくくなっているような気がします。こういう病はしょっちゅう病名を変えて、診断基準を変えたりしているので一概に言えないです。まぁ、抑うつ状態が長く続くということ。悲哀感などがあり無気力に陥ったりする。症状があっても元気に振る舞っている潜在的鬱病(微笑み鬱病と昔は言った)などいろいろあります。原因は心因的と気質と両方あります。

ちょい昔の判断基準ですが、鬱病や不安に苦しむ人の傾向です。
・しかるべき理由がハッキリしない
・言葉で表現するのが困難
・人に分かってもらえない
・我慢しづらい
・長く続く。簡単には消えない
・いったん消えてもまた起こるのではないかと恐ろしい

など。

「脳と心」という大問題ですからね。医学、哲学、心理学あちこちでアプローチしても届かない、ミステリアスな分野だと思います。理由が分かっていても、宇宙の神秘のように大昔から考えても解けない、「生きてるってなあに?」にぶつかってしまう人類の命題だと思います。

私は、人類は宇宙へも行けるのに、痩せることすらまだできないことの方が不思議です。

  • 回答者:ムヅカシイ・・ (質問から3時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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うつ病で通院服薬中です。

現実的には「通院だけすれば治る」というものではありません。うつ病の原因や症状は様々であり、本質的な原因はまだ解明されていません。うつ病の人は脳内物質であるセロトニンやノルアドレナリンが不足しているという研究結果があるだけで、なぜそうなるのか原因がハッキリしているわけではありません。そしてうつ病を端的に表せば、心身の疲労が限界を超えた状態というのがふさわしいと思われますので、不足している脳内物質を補うためのクスリを処方してもらう、休養を充分に取る、なぜそうなったのか自分の思考や行動の癖をカウンセリングや診察から把握して直していくことで治療になります。

医学的な定義のようなものはNETで検索すればいくらでも出てきます。

私自身はうつ病に至る環境やストレスや人生経験に対する考え方を変えていく認知療法の効果が大きかったと思います。そのことによってなんでもネガティブに考えてしまう、何もかも自分が悪いと考えてしまう状態から脱却できました。

昨日もTV番組でうつ病の特集がありましたが、薬物療法、心理療法、社会復帰へのリハビリの三本立ての治療が不可欠とのことでした。今日も夜NHKでうつ病に関する番組があるようなので、興味があるのであれば観てください。

どんな病気でもそうですが、医師にかかるのは病気を治すための助力を得ることであり、本当に治すのは自分自身の心身です。外科手術でもない限り、悪いところをスッパリ切り取って治癒することはまれです。風邪でもインフルエンザでもクスリを飲んだから治るのではなく、クスリは治すための助力に過ぎません。安静にする、休養を取るなど自分自身の心身の抵抗力を高めたりしなければ治療はうまくいきません。うつ病も例外ではありません。

あなたがどのような意図でこの質問をされているのかわかりませんが、医師にかからずに自己流で治すというのならそれを止めることも出来ません。意志の力を信じるも信じないもあなた次第です。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

今うつ病で通院中ですが環境的な原因とそれを治療するために長い間社会に出ていなかった不安などで医師ではない素人が原因を分かっていても自分では治せるものではないと思います。

自分でホルモンの分泌をコントロールできませんし、(気持ちのもちようで分泌はできるかもしれませんがすべてをコントロールはできないですから。)気力がなく何もする気にならないなどたいていのことは本人は自覚していますがそれができないから悩んで余計悪化させてしまうのです。

医者に行く前と比べたらかなり良くなりましたがやはり薬のおかげだと思っています。

薬で強制的にホルモンなどをコントロールしているから良くなるのだと思っています。

人によっては先生のカウンセリングなど悩みなどを相談できることも大きいと思います。

薬はドラッグストアみたいなところでは買えませんしうつ用の薬をもらうためにはやはり医者に行くしかないと思います。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

医者に掛かると治るかどうかといわれると疑問ですが、
薬物療法に関しては医者の出してくれる処方箋が必要なこと。

会社を休職したりするときは、診断書が必要になりますので、医者に通うことは必要だと思います。

  • 回答者:匿名 (質問から5時間後)
  • 0
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参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

申し訳ありませんが、回答内容が一般常識の範囲内のレベルだと思いますので満足度-2とさせていただきます。

個人的に、うつ病を患い、関連する薬が手放されなくなって、5年以上を経過した身から個人的な経験をご説明します。

まず、勝負は応対して頂ける医者との相性が勝負になります。また、治るというのはない、むしろ、仲良くその病と付き合っていくことが勝負になります。

このため、素人判断は絶対排除、また、入口段階の薬「マイスリー」「デパス」クラスの薬を利用するのであればともかく、神経科・精神科(含む「心療内科」を含む)の専門医師のカウンセリングをお勧めします。

所謂「カウンセル」が治療の出発点ですが、本人の置かれた社会環境、家庭環境に加え、本人の性格を冷静に分析して頂く必要があります。

尚、「うつ病」にかかり、「抗うつ剤」等を服用すると、一旦、気力が著しく回復する場合があります。薬の相性次第ですが、私の場合には「パキシル」という薬(=入門編ではなく、重度な在宅治療者が活用する薬)を服用し、その薬を使って、回復した気力で馬鹿正直に仕事を繰り返した結果、医者から「在宅」かつ「通常勤務」の継続では耐えきれない。最低、3か月以上(実質6か月)、入院をしました。

とくかく、一般論として「メンタルヘルス」という名の「心の病」というお話はお聞きなされているかと思いますが、実態は「フィジカル(肉体的)な慢性疲労の蓄積」で生じる「肉体的な病気」としての自覚が重要です。
(所謂、うつ病の治療手法の一種である「行動認知療法」です。要は、自分の置かれた環境を医者、臨床心理士との面談を通じ、何が病気の原因となっているかを認識し、その罠に陥らないように自己コントロールする療法です。)

尚、入院まで症状が悪化した場合には、閉鎖病棟を有する「精神・神経科」を有する病院であると、入院患者は自殺願望があるという前提で入院をするため、紐のついたから強烈に調べられたことがありました。
また、入院を行いましたが、主治医が非常に多忙(=「閉鎖病棟」を有する病院であれば、自殺願望がなく、単に眠れないという程度の患者のケアは弱くなる傾向)な点を考慮して対応する必要があります。

(尚、中途書きになってすみません。日ほど、実際に生じる様々な問題について、追加コメントをさせて頂きます。ご心配な点があれば、より具体的に質問頂けるとより明確な経験談を記載できるかと思います。

  • 回答者:うつ病患者としてお答えします。 (質問から2時間後)
  • 0
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

申し訳ありませんが、http://sooda.jp/qa/105127での回答とほぼ同じものなので、満足度-1とさせていただきました。

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