エコの観点からこの事件を論ずるのは間違いです。
また、廃棄コストがフランチャイジー側にある~も別の問題です。
問題となったのは
・フランチャイジーに対し「チェーン店」としての営業方針(廃棄を前提にした大量仕入れ)を強要したこと
・メーカーとしての711本社が、製品(弁当)の販売価格を小売店に強制したこと
この二点で独占禁止法に触れていることです。
余談になりますか、この命令が出たからといってコンビニでの割引販売が増えるかどうかは疑問です。
コンビニのような商圏が狭い=固定客が多い店で割引販売を常用すると、割引時間帯以外の
定価販売が減少し更に割り引き対象品が増える悪循環に陥ります。
利益の大きな部分が弁当類に依るコンビニで、割引販売は自らの首を絞めることになるでしょう。
===補足===
「エコ」とか「もったいない」という意見が多いので補足させてください。
今回の命令は「独占禁止法」の違反であって、エコの問題ではないのです。
「エコでないorだから~」という理由は馬鹿マスコミの煽動に乗せられているのです。
もし「エコだから」というリクツが成り立つならば、消費者が商品を購入する際
「古い物から」選択しなければ、その消費者は「悪」ということになります。
エコエコと言っている人は普段から「古い物」を購入しているのでしょうか?