塾の時間講師で採用されましたが「個人事業主」としての雇用契約になると言われました。どういうことでしょうか？学生の私が「個...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

当方、個人事業主（自営業）で塾を経営している者です。
私の塾でも、扱いとしてはあなたが採用された塾と同じ方式を採っております。
（対外的には「アルバイト」としての雇用になります）

個人事業主としての雇用契約とは、言い方を換えれば業務委託のようなものです。
つまり、あなたが働いた分（プラス交通費、もし規定にあれば諸手当て）
は源泉徴収せずキッチリ支払います、ということです。

塾側のメリットとしては、源泉徴収をしなくて済むぐらいのことです。
（源泉徴収とは、あなたが支払うべき税金をあらかじめ給与から天引きし、
会社側があなたの代わりに税金の納付を行うこと）
つまり、あなたが手にする給与は、税金が天引きされない状態であるということで、
厳密にいえば確定申告をする必要がありますが、「勤労学生控除」の範囲内であれば
確定申告などしなくても大丈夫です。

あなたのメリットとしては、不透明な天引きをされることなく、
働いた分がそっくり手元に入ってくるということです。
よく、大手外食産業などでアルバイトをすると、身分（学生だったり主婦だったり）に
関係なく一定の割合で源泉徴収されてしまうことがあります。
それを取り戻すのための手続きは面倒なものです。
それに比べれば、確定申告して納める手間のほうがずっと楽です。

なお、アルバイト採用であれば、そもそも社会保険などは関係ありませんので、
これについては全く留意する必要はありません。

ちなみに私の塾は、この方式で10年以上やっておりますが、
税務署から私に対し、また税務署からアルバイト就労者に対し
源泉徴収に関して追跡調査などが入ったことはありません。

回答者：匿名希望 (質問から4時間後)
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