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「王道」は本来、安易な方法、楽な方法という意味ですよね?
でも、「正攻法」のような意味合いで使っている例に出くわすことがあります。
これは辞書にはないので誤用でしょうか?

  • 質問者:匿名
  • 質問日時:2009-12-06 02:12:34
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邪道 奇策 ではないと考えるとそうはおかしくないでしょう

両方ベタという点では共通していますし

  • 回答者:MrNH (質問から14分後)
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何を以って「誤用」と思われたのか、その点に興味があります。よかったらその「例」を教えてもらえませんか? 否定的な響きを持つ言葉が、肯定的に使われることに違和感を覚えられたのでしょうか。

確かにユークリッド(エウクレイデス)の文脈における、「王道」(学問に王道なし)には否定的な響きがありますね。ダレイオス一世(アケメネス朝ペルシア王)の「王の道」を踏まえたものだと考えれば、むしろ「王道」は称揚されてしかるべきものですのに、王が気の毒です(笑)。便利だからこそ安易だという推移は、理解できますけれども。

ところで、「覇道」に対する「王道」から派生したと考えれば、(元来の意味とは異なるとは言え、)肯定的に使われてもおかしくないのではありませんか? 

例えば「この作品はSFの王道だ」「王道を歩んでいるね」という場合、むしろ儒教的理想としての「王道」が転じて、用いられているのではないでしょうか? であれば誤用というよりは単純に、別の言葉だということになると思うのですが。

===補足===
「正攻法」という言葉に触れるのを忘れていました。

「正攻法」を「定石」という意図で用いた場合には、おかしくないと思いますよ。「学問に定石なし」なら本来の意味をたがえることなく伝わります。

ただ、「正攻法」を「奇策なしの堂々とした方法」という意図で用いた場合は、学問に堂々とした方法はない、すなわち「学問には奇策しかない」と言っていることになるので(笑)、全然意味が違ってきてしまいますね。

  • 回答者: (質問から7時間後)
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「王道」を本来の意味である安易な道、楽な道でなく、
邪道でなく、わき道でもなく、「正しい道」のような意味で
間違って使っているんでしょうね。

「開成高校から東大なんて、王道歩んでるよね」とか、ばか丸出し。

  • 回答者:とくめい (質問から6時間後)
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http://sooda.jp/qa/196036

  • 回答者:またか・・・ (質問から4時間後)
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