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「確信犯」は悪いと分かっていて犯罪をする犯人、
「情けは人の為ならず」は情けをかけないことが本人のためである、

これらはすべて誤用ですが、誤用が広く世間に広まっていてTVでもコメンテーター(芸人やタレントが多い)等が使っても訂正もされずに流されているのを見たことがあります。
「秋ナスは嫁に食わすな」レベルになると、辞書にも全く正反対の意味が2つ載っていて、初めは誤用でも使う人が増えると正用な言葉として言語学者にさえも認めさせていくのかな、と思ったりしています。

本当は意味の誤用だけれど、このままいくといずれはこの意味が正用となり辞書に載るのではという「秋ナスレベル」な(?)言葉を紹介してください。

「的を得る」ではなく、「的を射る」です、
みたいな<言葉の誤用>ではなく、<意味の誤用>でおねがいします。
ちなみに、私は「ヤバイ」がものすごく(おいしい等)の意味で使われているのが誤用ではあるがもはやかなりの市民権を得ているのではと思っています。(TVでも訂正されているのを私は見たことがありません)

  • 質問者:ヤバクナイ~
  • 質問日時:2008-10-13 14:20:37
  • 3

回答してくれたみんなへのお礼

大変勉強になりました。ありがとうございました。
あと、思わず私の相談文まで拍手をもらっていました。
拍手をしてくれた方もありがとうございました。

鳥肌が立つ。良いものを見たときにも使われている気がする。

  • 回答者:Sooda! ちゃん (質問から11分後)
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この言葉がありましたね。この言葉は「すごい」と似ているなあと思います。どちらも、元はネガティブな意味でしたが(「すごい」は「すごむ」「すさまじい」のイメージからもわかるようにやっぱり本来ネガ)「すごく感動した」などのポジティブ的な用例と意味はすでに辞書にも載っていますので、「鳥肌が立つほど感動した」も将来同じように載るかも。ありがとうございました。

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「全然美味しい」とか「全然大丈夫」という使い方を当たり前に使っていますね。
テレビによく出ているタレントに多く見掛けます。「全然」の使い方が間違えているということを知らないんだろうとは思いますが、人気タレントに間違った使い方であることを注意をしない関係者の方にビックリします。

「全然」の使い方は本来「全然~ではない」というように「~」を否定する使い方なんですが・・・、ずいぶん前にとあるタレント(誰だったかは忘れました)がジョークで「全然大丈夫」的なことを言って「全然」の使い方を意識して間違えてウケていたのが、そのうちテレビ業界では「全然大丈夫」が当たり前になってしまったようです。

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「全然」
現在では広辞苑などの辞書にも肯定・否定どちらの意味でも使える用例がすでに載ってますのでお確かめください。ありがとうございました。

「全然」。普通は否定の言葉が後に続くのに、今は肯定の意味で使われています。
「~になります」。それが変化するという意味で使われるべきなのに、「~です」の敬語として使われています。
「憮然として」。怒った態度でという意味ではなく、「落胆して呆然として」が正しい。
「やおら」。突然ではなく、ゆっくりという意味。
「すごい」などの形容詞も副詞のように使われています。すごいうれしい、など。

  • 回答者:全然になります (質問から2時間後)
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「やおら」そのとおりですが、あまり使わない言葉ような。私だけでしょうか。ありがとうございました。

「ヤバイ」というのは、対象が優れていることを指すのではなく、
それを体験した「自分」の状態を指しているので、誤用とは思いませんね。
「恍惚状態」に陥るのはある種の気の緩みですから、
生命的にはある種の危険状態になっているといえなくもないのではないでしょうか。
(外敵に対して)

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ん?例えば、美味しいものや子犬などの可愛いモノを指して「これ、ヤバイ。」って若い人は言ってると思いましたが、違うのかな?この場合、「私、ヤバイ。」というのが正しいのでしょうか?
「恍惚」は2つの意味がすでに広辞苑に載っています。

「ものすごく(おいしい等)」も市民権を得ていますよね?
本来は「ものすごく」という言葉は、良いことには使いません。
あまり良くない場合に使います。

ヤバクナイ~さんには失礼ですが、これも「意味の誤用」では?

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全然失礼ではありませんよ。気にせずいっぱい書いてください。
これも「意味の誤用」では?
の、これ、とは「ヤバクナイ~」のことでしょうか。これはただのPNですから誤用も正用もありませんので気になさらずに。(今見ていたあるお笑いさんのフレーズから取っただけですから)(笑)
「ものすごく」は元来そのとおりであると思いますが、インターネット上の辞書にはすでに二つの意味を載せているところがたくさんあります。「ものすごく苦しい」「ものすごく楽しい」はもう普通に使いますよね。

「役不足」・・・本人の実力以上の仕事を担う

「おっとり刀で駆けつける」・・・ゆっくりと参上する

「流れに棹さす」・・・その場の空気に逆らう

全て逆の意味ですね。
「ヤバイ」は一種の流行語ではないでしょうか?
僕の周りで使っている人はいませんけど・・・


余談ですが、いまだに「茨城県」を「いばらぎけん」と読む人が多いですね。
マイクロソフトの IME でも「いばらぎけん」で正常に変換されます。
もはや、これも市民権を得ているのかな?

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おお、オニギリジョーさん、またお世話になります。
ちなみに、「おっとり」は「押っ取り」ですね。「流れに…」も広辞苑には誤った用法も載っています。2つの意味で将来載るかは難しいかもしれませんね。
また、IME公認の(?)「いばらぎ」は広辞苑にはまだ載っていませんね。
また、すごい等の意味の「やばい」はなんとすでに1990年代の若者が使い出して現在に至るそうで(もはやひと昔以上も前)単に流行語とはもう呼べないかも。それに、私の身の回りの若者やTV番組(特にお笑い)ではよく使っていますよ。

「さわり」
本来の「話の要点」という意味ではなく「話などの最初の部分」として使われています。

「憮然(ぶぜん)」も本来の「失望してぼんやりとしている様子」という意味ではなく
「腹を立てている様子」として使われています。

「役不足」
本来の「役が軽すぎる」という意味ではなく「本人の力量に対して役目が重過ぎる」
として使われています。

たくさんありますね。

  • 回答者:知識人 (質問から20分後)
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「さわり」は今までも時代とともに言葉の意味が変わってきていますから可能性大ですね。
「憮然」はぼんやりするの他に驚くという意味はありますが怒るという意味は本来無いですが、使っている人は確かにいますね。

「気が置けない」は、油断のならない、って誤用されている疑いがある。

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そのとおりですね。友人にも「君といると気が置けない。」と言いたい所を「君といると気を使わなくて済む。」とつい言い直してしまいます。ただ、広辞苑には、はっきり誤用の例として載っていますので、2つの意味が将来載るかは微妙かもしれませんね。

一姫二太郎。
本来は、昔今のように医療などが発達していなかった頃、女の子のほうが丈夫なので
第一子に女の子、子育てに慣れた第二子には男の子を産むと上手に子育てが
できるので良いと意味です。
でも今は女の子1人と男の子2人の子供がいいという意味で使う人がTVの
コメンテーターなどでも多いです。

因みに「全然」という言葉は今は、否定に使うのが一般的で正しいとされていますが、
明治時代や江戸時代には、肯定的な言葉につけて使う言葉でした。
肯定語につけるのを誤りとする文章(有名な人が書いたものでも)を見かけますが、
一度変化した言葉が、また元に戻る過渡期にあるようなので、いちがいに間違いとも
言えない気がします。

  • 回答者:Sooda! ちゃん (質問から14分後)
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「一姫二太郎」はそのとおりですね。世襲制度が薄らいだ現代ではそのうち少子化対策の意味でも「二姫一太郎」などの言葉も認められたりして。「全然」は確か夏目漱石も肯定で使ってたみたいですね。言葉が昔に戻りつつあると考えると何かおもしろいです。

おもたせですね。
お客様の持って来たお土産を丁寧に言う、お客様のお土産をお出しする時に使う言葉なのですが、
上等なお土産や洒落たお土産の意で誤用されています。
例「話題の○○ケーキをA子宅へのおもたせとして買って行こう」「おもたせベストセレクション」
誤用が広く伝わったというよりマスコミが作った誤用ですね。
お土産、手土産という言葉のかわりにもっと良い言葉を使いたかったのに、
思いつかなかったんでしょうね。

  • 回答者:匿名希望 (質問から14分後)
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おもたせ、という言葉があるのですか。勉強になりました。

「袖触れ合うも多少の縁」と「他生の縁」、「多少の縁」の意味で使われている方が多いと思う。

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すみません。「他生」は「多生」とも書きますが、「多少の縁」の意味がよくわかりませんでした。

役不足、です。己の力が足りないことを、いうことが多いです。
本当の意味は、この人にとって、この役では不足であるという意味です。
己の力が足りないのは、力不足、ですね。

  • 回答者:匿名希望 (質問から14分後)
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「うろ覚え」を「うる覚え」という人が
結構目立ちます。

友人なら一言言いますけれど。

  • 回答者:枝葉末節 (質問から11分後)
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やや参考になりました。回答ありがとうございました。

「白羽の矢が立つ」を、あたかも名誉なことで選ばれたように使う人が多いです。
本来は、犠牲者となる人を選ぶときに使われる語句なのですが。

  • 回答者:匿名希望 (質問から11分後)
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「白羽が立つ」ともいいますね。全くそのとおりです。ありがとうございました。

檄(げき)を飛ばす  ですね

がんばれと励ます。 そう思っている人がほとんどですしメディアでもその様に使っています。
先日もフジで踏ん反り返って偉そうな 小さな倉の人が普通に使っていました。

これの正式な意味は、自分の主張や考えを広く人々に知らせる。 また、それによって人々に決起を促したりする。

この意味がそのうち 誤用になるのですかね。    日本語 乱れています。

  • 回答者:respondent (質問から11分後)
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三国志からの言葉ですね。ただ、これも、すでに広辞苑などの辞書には2つ意味が載っていますので。小さな倉の人もすでに知っていて使われたのかも。

↓のレスと似た意味合いで「こだわる」
本来はネガティヴな意味ですが最近もうポジティヴな意味に使われることが市民権を得た感じです

他に「役不足」
逆の意味に解釈する人が多くなっています

  • 回答者:Sooda! ちゃん (質問から8分後)
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「こだわる」はポジティブな意味もすでに広辞苑などの辞書に載っていますね。「役不足」はそのとおりですね。「力不足」や「役者不足」と同義語で用いられるのは本来誤用ですね。ただ、「役者不足」という言葉があるので将来誤用の意味で認められるのは難しい気はしますが。

回答じゃなくて申し訳ありませんが、物を食べてて一緒にいるヤツが「これって、ヤバクネ」とか言われると殺意をおぼえます。

  • 回答者:Sooda! ちゃん (質問から7分後)
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やや参考になりました。回答ありがとうございました。

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