漫画家と作家を比較すると、仕事としては作家のほうがラクだろうと思います。
ストーリーの構成と文章力さえあればなれるため、目指す人の数は多いでしょう。
小説は読み手の想像力に頼ることができるため文章能力がしっかりしていてそれなりの教養があればことたりるわけです。
一方、漫画の場合は絵のイメージがそのまんま作品のイメージになるため読み手の好き嫌いがはっきりしやすいのです。誰にでも好感をもたれるような絵を描くことは簡単なことではないでしょう。
作家よりも漫画家になろうとする人のほうが少ないし、また、現役の第一線で活躍する漫画家の数も少ないので漫画の方が未開拓な領域が多いでしょう。つまり、あなた自身がその未開拓な領域を開拓する能力があると自負できるなら漫画家を、そうでないなら作家になることをオススメします。
===補足===
絵に自身があるなら漫画家のほうがイイと思います。
絵がうまければイラストレーター、ゲームクリエイターなど、漫画家になれなくても他に道はたくさんあります。特にネットの世界ではアニメーションをクリエイトできる人の絶対数が不足しているそうなので、絵に自信があるなら絵を大切にして欲しいと思います。