頑張ったところで取り戻すことが出来ない出来事です。
ひいおばあちゃんとは、毎年夏休みに会っていました。中2の夏「来年は高校受験で来れないから、再来年来るね」って言ったら「高校生になる姿は見られないだろうね」って言われました。私は「再来年には高校生なんだから、見れないわけ無いじゃん。」って言いました。
でも、中学生の2年間と、年寄りの2年間は大きく違いました。
結局、高校入学の春に亡くなってしまい本当に、高校生になる姿は見せられませんでした。そうなるんだったら、会いに行きたかったと思いました。
2年前、癌で死んでしまったおじいちゃんの時は、ひいおばちゃんの時のように、会わないうちに別れることになるのは嫌だったので、普段お正月しか会わないのに、春に会いに行き、その1ヵ月後に亡くなりました。
2年前、母方のおじいちゃんも亡くなりました。死んだ本人も予想していなかった急な死で、当然会うことは出来ませんでしたが、その2週間ほど前に、奇跡的に話しが出来ました。
電話が苦手で、いつも挨拶だけでおばあちゃんに代わってしまうおじいちゃんが、私を母親と勘違いし、長話しをしたのです(おじいちゃんは、まさか孫だとは思っていなかったので、内容は愚痴でした・笑)
おじいちゃんの電話が苦手なのは親戚中も知っていて、私が電話で話をしたことは、本当に奇跡だと言われました。ひいおばあちゃんの件に強い想いがある私に起きた奇跡なのかもしれません。