成人社会において団体行動や組織の中では、基本的には連帯責任は必要と思います。但し、未成年者である学校教育の中では事柄や程度問題はあると思います。
この連帯責任を全くなくしてしまいますと、今の社会の中では現在以上に無責任で個人主義になってゆく心配がすごくあると思います。しかし、未成年の学校教育の中では自分に責任を持つことを教育している過程ですから、訳もわからずに他人のことまで責任を取らされるようなことをすると、現在以上に「いじめ」が助長され収拾が付かなくなると思います。
それ以前の課題として、義務教育を担う教師が校長以下一致団結して、それこそ「連帯責任」で教育に当たっているかどうかを思う時、非常に疑問に感じることが多々あることも否定できません。
しかし、成人社会においては、縦の関係、及び横の関係でも連帯責任は必要と思います。今日本で一番大切なことは、すべての分野において恥ずかしくない生き方とは何かを真剣に考えて「真面目に」「こつこつと」「根気良く」生きることを大人自身がきちんと実行することではないかと思って日々考えながら努力しています。