私は裁判員制度の目指すところのものには賛成で、しかし、制度を運用するに
当たり不備があるので全面的に賛成出来ないというのが正直なところです。
私も判事が司法に関与していない一般人と然程ズレがあるとは感じていません。
しかし、司法の世界が狭い世界で、裁判において、判事と検事が、または判事と
被告人弁護士が 旧知の間柄であったというケースも珍しくないというのも事実です。
このような事実から「判事が手心を加える(た)」と邪推する人間も世の中には
結構います。
実際、そんなブログや掲示板での書き込みをよく目にします。
自分の意に沿わない判決を出した判事に対し、あら捜しをしたいだけだと思いますが
このように邪推する人間が増えると司法への信頼を失墜させ、法治の観点から
好ましいことではありません。
ご質問者さんのような判事への信頼を持つ者ばかりの社会であれば、裁判員制度
に進むことは無かったでしょう。
しかし世の中そうでないというのが現実です。
最後に、大正時代と現代とでは司法の根幹となる憲法からして異なるので
大正時代に国民に受け入れられなかった事実をもって、今回の裁判員制度を
否定するのは無理があると思います。
===補足===
ベストをありがとうございます。
また、過去の私の書き込みも読んで頂いたようで
重ねてお礼を申し上げます。
この制度については良くも悪くも、これからも色々と取り沙汰されると思います。
このSooda! が制度の不備を少しでも補えるように機能してくれたらなと願っています。