質問

＞リーマンブラザーズさえ救済していれば、
このような事態にはならなかったと思いますが、如何ですか?

リーマンブラザーズが破綻してもしなくとも結果は先延ばしになっただけだと思いますよ。

アメリカの本音は外国資本には大損してもらって、
アメリカ自体の資産（不動産が主に）を損切りしてもらい、
タダ同然になった資産を国家が買取れば、結果的にアメリカには資産残りますよね。
領土を奪われた訳ではないんですから・・・
そしてお荷物になった負担の多い企業人材はお金持ちの国に面倒見てもらえば、
彼らにとってはダウやCMEが暴落しようが資産は資産で残り負債は目減りしますよね。

日本と違って基軸通貨国家だからできる荒業です。
外国の借金を減らすには金融市場が手っ取り早いんですよ。
外国に借金して大きい事をしているんですから、
大きい事をした借金のツケは他人に負ってもらえればそれで良いんです。

今回の騒動は・・・結局アメリカの国益なんですよ。

欧州資本が大損させられ日本がお荷物を背負わされたという事です。

自動車産業も結局日本が祭り上げられて救済で落着く様に予感します。

===補足===
おはようございます。
基軸通貨国家の特権は自国の通貨圏で貿易相手国と取引させる事ができる権利です。
全てドル建てで取引が可能です。ですから取引相手国はどんなに儲かってもドル建てで
今後も決済しなければならないのでドルを見捨てる事ができないんです。
その為に儲かった分でアメリカ国債を買ったりドルのまま放置したりしているんです。
この前IMFに日本が出資したドルはドルのまま放置していた資産です。
2000年前半に毎日日銀がドル買い介入した際にドルで塩漬けにしていた資産です。
いわゆる日銀砲という行為です。検索すると面白いですよ。
IMFに出資するまで運用もせずに放置していたって事が怠慢だと思いますけどね。
金持ち国家の所以ですね。円にすると超超円高になってしまうから仕方ないんでしょうけど。
横道にそれました。いくら日本や中国や中東や欧州がアメリカで儲けても、
アメリカドルから他の通貨にするとアメリカにいろいろな制裁を受けそうでできないので・・・
（イラクみたいに）ドルを取引相手が持ち続けてくれるので・・・いくらアメリカが
赤字を膨らませ様がFRBの輪転機でドル札をどんどんすればドラえもんの
四次元ポケットのようなものなのです。打ち出の小槌。

仮に基軸通貨でない国がアメリカと同じ様なお金の使い方をすれば、
アルゼンチンや韓国の様に自国通貨の価値が天文学的に下落し、
デフォルトや国家破産をしなければならなくなってしまいます。
飴玉を1個買うのに例えば100万ドルとか必要になってしまいますね。

基軸通貨国のアメリカは世界銀行や世界通貨基金や
様々な商品取引を行うシカゴの取引所などを整備しているのも、
基軸通貨のドル建てで何でもパートナーシップをさせる為です。

・・・ですのでアメリカはいくらでも借金し放題なんですよ。
なぜに皆さん疑問に思わないのか私は不思議ですね。
リーマンを助けるとかメリルリンチやAIGに資本注入とか、
際限なく不良不動産資産やCDSを買取とか、ビッグ３に
資本注入するとか・・・天文学的に借金している国家が
どうして何にも考えずにそんな事ができるのか？？？
という質問が今までない事自体おかしい事なんですけどね。

・・・という事でご質問がご質問なだけに長くなってしまいました。
参考になっていただければ幸いです。乱筆乱文で失礼致しました。

・・・という事で私は今日も日本株を仕込みます(笑

• 回答者：支離滅裂で申し訳ない (質問から20分後)
• 4

今のアメリカ大統領は共和党ですから基本政策には「市場原理主義｣があります。
市場のことは市場に任せて政府が関与しない小さな政府を作ることで政治をしてきましたが、これが間違っていたと言うことです。
市場に任せっ切りではダメで、いかに自由主義であろうが政府がコントロールをしなければこんな結末になることは分かりきったことでした。
最初は、サブプライム問題と言うことで片付けようとしていましたが根が深か過ぎて金額も大きすぎて全世界の迷惑をかける不良資産のバラまきだった事が分かり、政府としても支援する必要が出てきました。
投資銀行は自分の責任で破綻させ、一般国民が迷惑をこうむることになる生命保険（ＡＩＧ生命など）には救いの手を差し伸べなければならなくなったのです。
アメリカ産業の象徴的な自動車産業は、雇用人数も桁外れに多いので、ビッグ３にも公的資金を使うことになりました。
議会では否決されたので政府の政策として公的資金を導入することが決まりました。
次に来るのが、ビッグ３をビッグ２にすることで大きな改革をしなければ国民は黙っていないことがわかっていますからちょうど１月２０日にはオバマ新大統領が誕生しますから、共和党は逃げることで民主党にバトンタッチをすることになります。
民主党は、保護貿易を過去にはしていましたからこれからアメリカがどのような手を打つのかをしっかりと見なければいけないと思います。

基本的な市場原理主義が行き過ぎていたことへの反省がこれから出されると思います。
小泉政権もアメリカの外圧で市場原理主義に転換してきたことで弱者が今になって困るようになってきたことでも市場原理主義が間違っていたことが証明できると思います。

• 回答者：ソーダです (質問から3日後)
• 2

たいした違いはないでしょう。

今、自動車業界をどうするかでもめています。

が、・・・

助けたら助けたで・・・と、同じことです。

• 回答者：kingofitou (質問から2日後)
• 0

リーマンブラザーズだけが原因ではなく、
腐ったような金融商品を世界中にばらまいたのが原因ですからね。
リーマンブラザーズはどうでもいい程度だったと思いますよ。

• 回答者：? (質問から4時間後)
• 0

リーマンブラザースを救済していても、つけを後に残し、何時か噴火したと思います。バブルの時、小手先だけの融資して、どんどん追加融資しましたよね。リーマンはまさか、政府が救済しないなんて甘い考えだったと思います。潰れた山一証券も、政府歯見放さないと云う考えでしたから。短期の利益のみ優先して、高額な報酬を得るアメリカ企業の幹部の考え方が間違っています。

• 回答者：長期戦略家 (質問から4時間後)
• 0

リーマンの破綻が世界中に不信感をまき散らしババぬきが始まったのは確かです

• 回答者：MrNH (質問から34分後)
• 1