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障害児が一般学級への入学を断られて訴訟沙汰になるケースを見掛けますが、
特別支援学校だと何か不利に働くのでしょうか?
設備が整った特殊学級のほうが何かと障害児には有利だと思うのですが、
どのような弊害が予想されるのでしょう?
素人意見ですが、一般学級では何かあったときの対応が行き届かないのと
手の掛かる障害児がいたら他の児童への教育にも影響が出ると思うのですが。

  • 質問者:紋八
  • 質問日時:2009-06-18 12:12:43
  • 1

回答してくれたみんなへのお礼

皆さん回答ありがとうございました。
とても勉強になりました。
皆さんの回答を読んでいて感じたのが、障害者・健常者双方に隔たりがあるのでしょうね。
隔離施設とは私もそのようなイメージを抱いたので、校舎を一緒にするとか
予算がないならせめて一般学級の分校という形で学校名を普通の学校と同じにしたらいいのになと思いました。
ベストは迷いましたが、単刀直入で解り易かった最初の方に決めさせていただきます。

各々の考えがあり、どちらが良いかは断言できません。
客観的に言えることは
普通学校でのメリットは
1、コミュニケーションの範囲が広い
2、学業水準が高い
3、一般生徒の障害者への理解が深まる
一方、デメリットは
1、学校・父兄への負担
2、障害児自身のストレス
特別支援学校の場合は逆の事が言えると思います。

===補足===
5p・コメントをありがとうございます。
他の意見を拝見すると一部悲しくなる内容も見受けられます。
特別支援学校
聞こえは良いですが悪く言えば隔離私設です。
障害者(児)も地域の一員です。
普通の生活を当たり前に過すノーマライゼーションの精神が
今の日本人に欠けていると実感しました。

  • 回答者:匿名希望 (質問から33分後)
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確かに単純な問題ではないですね。
ありがとうございました。

並び替え:

重度の場合は、特別支援学校へ通わせることが多いし、学校の中の特殊学級に入れることが多いでしょうが、軽度の場合、親は普通学級に入れたいのでしょうね…。

個人的な意見ですが、我が子の同じクラスに、軽度の知能障害の子がいます。
その子の親自身は、「少し遅れがある程度で…」と言ってらっしゃいますが、人とのコミュニケーションがとれない、授業参観で見てても勉強についていけない…というのを見ていると、その子が社会人になった時の事を考えれば、私は特殊学級なり特別支援学校なりで、学んだ方がその子の為になるような気がします。

冷たい…と思われるかもしれないですが、大人になって知的障害を理解してくれる人ばかりという環境があるとは思えないし…。
それなら子供のうちから社会に向けての訓練をさせた方が良いと思うからです。

一般の学校では、その子が何か悪い事をしても怒られないけど、普通の子がやれば叱られる…。その子がパニックになれば授業は進まない…。帰りは違う道を行ってしまったり、何かに興味を持つと帰ってこない…周りの子はそのままにしておけないから、連れて帰る…そうすると周りの子の帰りも遅くなりますよね?
一般の学校へ通わせたいのであれば、親自身が帰りに迎えにくるとかしてもらわないと、正直迷惑…と思ってしまいます。

我が子は、「〇○ちゃんを一人でおいておけないから…」と言ってるのを聞くと、優しい心が育っていく事にうれしくは感じますが…。複雑です。

親が特殊学級へ入れることに抵抗があるだけの理由なのか、近所の子と同じ学校へ通わせたいと思っているのか…。目先の事だけでなく、子供の将来を考えてほしいです。

  • 回答者:私は冷たい? (質問から1日後)
  • 0
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それが最近入学拒否されて裁判になったケースだと、
脳性マヒで車椅子生活を送る下半身不随の少女ですから、
どう見ても学校社会で支障をきたすレベルの重度障害ですよね。
バリアフリーが整っている学校に勧めるのが悪みたいな図式で報道されていたので気になりました。
またこのようなケースが相次ぐなら税金の使い道が間違っていたのではと思うのですよ。
理解を求めるのは解りますが、権利だけ求められても理解の押し付けと感じる人はいますからね。
それとあなたが冷たい人とは思わないですよ。
現実問題として当然の捉え方ですし、私もそう感じてますから。

まあ、障害の程度、種類によるとは思いますが・・

・就職に不利
・コミュニケーションの狭さ(同じ障害の人たちとしか触れ合いがない)
・障害者という烙印

と言った所でしょうか?

特別支援学校という名称になったんですねー知りませんでした。

私は知的障害に関わった経験があり、そこから思うのは一概に特別支援学校に入れて寮生活させればいいっていう問題じゃなかったですねー、その学校や寮の質、もちろん親の育て方や個性にもよりますが、・・

要はその子の障害の特性や個性に合わせた教育が出来るかによりますよね。その点では日本はなんでも隔離政策を行ったきたからこういう事になるのです。だから他の児童にも影響が出るという考えの土壌があるのです。(そういう体制を整えるという考えも少なかったですからねー)

障害児が一般学級への入学を断られるという学校では体制も整っていないし、障害があっても受け入れるという気概のない学校なのですから、入学できてもその子にとっても、周りの児童にとっても不幸かなと思います。

ただし、今後はノーマライゼーションの理念にのっとり教育の支援体制を整えていくのでしょう(本当にそうなるかな予算あるのかい?という疑問は残りますが・・)

親にとって、子供の障害を認めるのは非常に困難な場合のケースがあります、実際に自分の子供の障害を認めた時、認知した時の事を聞いた時は私も一緒に泣いてしまいました。

メリット・デメリットはその子の障害の特性・個性、周りの支援体制によるのではないでしょうか?

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障害者の烙印とは、人それぞれ捉え方にもよるでしょうが、確かに隔離されたイメージはありますね。

特別支援学校,こんな言葉あるんですか? 特別支援学級なら普通に使いますけど。
どの児童も,普通教育を受ける権利があるので,障害児学級や養護学校での学習を強制することはできません。すべて,保護者の了解が必要ですので,一般学級への入学を断るということ自体おかしいです。訴訟されて当然。
すんなりと養護学校などへ子どもを入れるケースは盲学校,聾学校,ダウン症など,医学的にはっきりしている場合。そうでなければ,どの親も隣の子と同じように育てたいと願うのは当然で,特別支援学級ということを了解している親は相当の葛藤と覚悟,決断をしているわけで,この場でエゴなどと批評している方は,自分がそういう立場になったときのことを想像してもらいたい。
他の方が書かれているとおり,いちばんの心配はいじめでしょう。当然,いじめはいじめる側が100%悪い。保護者の責任。
障害の程度によるが,できるだけ普通学級で大勢の子供達と切磋琢磨した方が良いと思います。

  • 回答者:soodayo (質問から9時間後)
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盲・聾・養護学校の種を特別支援学校に一本化したのが、ここ2,3年だそうで、世間一般ではまだ浸透してないですね。
下でいじめ問題を書いたのは私ですが、親のエゴと書いているのも私です。
どちらか一方の立場で感情論をぶつければそうなるでしょうが、
現在特殊学校に通う障害児やその家族の立場も考慮しなければならないので難しいです。

ぶっちゃけた話、就職するにも、学歴で残りますよね。
通常学校か、特別支援学校か。

重度の障害をお持ちのお子さんの場合、現状では
特別支援学校に進学される方が本人のためにはなると思います。

ですが、親御さんの心情としては、
通常学校・学級で、子供を卒業させたい。という思いは強いです。
通常学校卒業の方が、やはりいいと思われるようです。

実際、ある程度重い障害のある子が小学校に入学してきますが、
進路は特別支援学校中等部だったりします。

親御さんも、最初は健常児と共に学ばせたいと思うのでしょうけど、
実際の姿を見て、発育の差に歴然とし、進路を変える方が多いです。

今は、通常学校にも、専属の教諭が付きます。
障害のあることを幼いうちから理解できるよう、
毎年、交流を持った授業を展開します。

しかし、本当の意味で、子供たちが「障害を持つ」ということを
理解できているかは、疑問符が残ります。。。

===補足===
それまでは知的にしろ、身体にしろ、軽度な子が多かったのですが、
2年前入学してきた児童が、重度の身体障害があり、
段差歩行にも補助を要したり、学校の中でも危険が多かったので、
1年後には予算が組まれ、靴箱に行くまでの段差をなくすスロープと手すりが付きました。

あくまで、学校長の判断、市の対応等もあると思いますが、
入学して児童の現状を見てもらえれば、今はそのために必要な配慮は、
普段の学校の予算とは別枠で、対応が可能な時代になったのだと感じました。

ですが、市により対応は異なりますので、(ノーマライゼーションの理解の仕方による)
必ずしも、専属の先生がべったり指導してくれるわけではないことも、
知っておいてくださいね。

お役にたてればいいのですが。

  • 回答者:元教育者 (質問から7時間後)
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遠足や運動会など特殊学校との交流は私の時代もありましたが、今は専属の教師が付くんですか。
それなら健常者と同じ学校に入学させたくなる気持ちもわからなくはないですね。

平成18年・19年の学校教育法の一部改正により、特別支援教育が実施されることとなり、以下の体制がとと得られるよう通知が出されています↓
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/07050101.htm

障害のある児童とない児童の交流については「交流及び共同学習、障害者理解等
 障害のある幼児児童生徒と障害のない幼児児童生徒との交流及び共同学習は、障害のある幼児児童生徒の社会性や豊かな人間性を育む上で重要な役割を担っており、また、障害のない幼児児童生徒が、障害のある幼児児童生徒とその教育に対する正しい理解と認識を深めるための機会である。」と捉え、共生できる環境を整えることが教育的配慮であるとしています。

不利・有利の問題ではなく、障害のある子もない子も共生できるよう教育的支援をしていきましょうというのが、特別支援教育の理念です

尚、在、日本国政府は障害者差別禁止条約を調印していますが、日本の従来の分離教育の姿勢は障害者差別として、国連より2度勧告を受けています  その是正をしようと取り組んでいるのが、特別支援教育です  

現在、システムが整う過渡期ですので、支援体制が十分ではありませんが、これから徐々にすべての教員が障害児を指導できるように研修を積んだり支援が整っていきます

文科省の調査では子どもの6人に一人が発達障害など何らかの教育的支援が必要な子どもだそうで、その子どもたちを分離教育するのはもはや現実的ではないとさえ思われます  障害のある子どもがいてもうまくやっていけつ教育的支援を考える時代だと思います

  • 回答者:地域住民 (質問から7時間後)
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解り易かったです。ありがとうございます。
しかし入学拒否する学校がある以上は、現実問題としてまだ共生の指導すら整ってない段階なんでしょうね。

難しい問題ですよね。
障害があってもよりよい教育を届けられるように、と支援学級があるのに親は普通学級で自然に暮らしてほしいと願う。願うことはいいと思うのですが思いが権利を振りかざした一方通行だとなにもかもが学校への希望の押し付けになるケースが多いようです。

たしかに普通学級だと思いやる心や障害への偏見をなくす子供たちの成長の糧になることはあるでしょう。しかし障害が気にならないレベルまで学校の授業のレベルを落とすことは弊害ですし特別扱い、といった感情も芽生えるでしょう。

覚悟したとはいえそれをただ学校に不満をぶつける障害者の親ですと「そこまで行きとどいた教育をお望みならば支援学級が向いているのでは?」と思いますね。

  • 回答者:匿名希望 (質問から6時間後)
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障害児を持つ親の立場からすると学歴のステータスだけなんですかね。
ここまでの回答を読んでいるとメリットがそこしか見えてきません。
障害を背負って生活することを考えると普通の学校卒だろうと大して有利に作用するとは思えないのですが。

私は一般学校が断って当たり前だと思います。
そのために特別支援が校はあるのです。
一般学校に入れたいと思っているのは親のエゴだと思います。
障害児が一般学校へ行った時への
一般学校側の負担を簡単に考えすぎだと思います。
また同じクラスになった子供は正直かわいそうです。
一般生徒が障害者のことをどう思うか?
やさしい気持ちがみんなに育つとは到底思えません。
結局、だれがが面倒を見る羽目になります。
その子のストレスはどうするのでしょう。
(やさしい子の押し付けられますね、先生もそうしますし、
生徒もそうであることを望まれるようになります。)

私は自分の子供のクラスに障害児が入ってきたら、
なるべくかかわらないでほしいと思います。
こんなこと言うと冷たいだとか理解がないだとか言われるんでしょうね。
理解がある人ばかりのところならいいんじゃないですか?

  • 回答者:匿名 (質問から5時間後)
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私が感じたのもそこなんですよ。
その障害児の親自体が障害者を差別しているというか、まず一般学級に入学させたいなら障害者特権を放棄した上での覚悟で訴えれば良いのにと思うのですが、それも出来ずに権利だけ主張されても、全く理解が出来ないです。本当にその障害児は一般学級への入学を望んでいるか選択も難しいですしね。

障害の種類にもよると思います。学力面で 健常児と変わらず 体のどこか(足や手)などであれば 一般学校で 教育を受けて 受験していきたいですし いくら 障害があっても いずれは 社会で 自分の足で 生活しいて行かなければならないので 義務教育のうちから 普通の環境でなれて欲しいという 親の気持ちもあると思います。

手のかかる障害児・・・他の児童へ・・・
とありますが 実際 うちの子供たちの クラスには 自閉症の子供やダウン症の子供達が 通っています。
うちの子は自閉症のお子さんと クラスが同じなのですが(ダウン症のお子さんは同じになった事がないので分かりませんが)
子供は その子に対して 興味を持ち そのお友達の障害のことや その子の優れている所を 息子なりに一生懸命理解し 私に学校から帰ってきていつも報告してくれます。
先生からも 息子が そのお子さんに対して 出来ない事を手伝ったり 教えたりしている事も教えていただきました。

その自閉症のお子さんは ちょっといつもと違う 事が起こるとパニックになるらしくそういう事も話してくれます。授業も 彼が受けられる授業はなるべくクラスで受けるようにしていて(専門の先生もついてます)
もしかしたら 授業に影響があるかもしれませんが 今のところ 私の息子達にとっては良い勉強 良い影響になってます。

===補足===
それも 考えられますね・・・
私本人のクラスにもいましたが そういうことはありませんでしたし、
子供のクラスでも(この学年が みんなおっとりしていて 優しい学年で) そういったいじめは無いようです。
これは 珍しい事かもしれませんね。

でも こう言う事も 周りの大人が教育していかないといけませんが 難しい問題です。

  • 回答者:匿名 (質問から4時間後)
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いじめの問題はないのでしょうか。
私が小学生のときも軽い知的障害の児童が1人クラスにいましたが、
いつも鼻水を垂らしているので汚いなどと罵られ、
隣りの席になった子も可哀想に最悪ばい菌扱いされて連鎖で省んちょにされてました。
そんなことがあってか中学からは特殊学級に転校されましたが、本人にしたら苦痛だったと思います。

進学を希望するのであれば弊害はあると思います。
特殊学級では、一般学級のような勉強の仕方をしませんから。
特に、体に障害が場合は健常者と同じように勉強ができる
訳ですから、不満が出るのは当然だと思います。

  • 回答者:勤勉 (質問から2時間後)
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聾や盲に身体障害など知的以外の障害児なら一般教養レベルの授業をしている訳ではないのですか。
マンツーマンに近いサポートで健常者よりも寧ろ勉学では待遇が良い気もするのですが、違うんでしょうかね。

不利になるでしょうね。
どの程度の障害児が一般学級に入学しようとしているのか知りませんが
やっぱり、どんな親でも「健常者と同じように」育てたいと思うもの。
障害児も年を取りますので就職と言うのがでてきます。
特殊学級卒業よりも一般学級卒業の方がいいのは当たり前のことです。
仮にこの部分をクリアにできるのであれば障害児の一般学級へ
進学が軽減されるのではないかと思います。

ただでさえ、コミュニティ範囲の狭い障害児です。
よりコミュニティ範囲の特殊学級へ入れるのがいいとは思えません。

障害児は、健常児と違って手が掛かると思います。
だから特殊学級に行けというのは乱暴な気がします。
また、自動への影響は悪影響だけではないと思います。
人を敬う気持ちも出てくると思いますよ。

  • 回答者:たん (質問から2時間後)
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程度とはいわゆる国から障害者特権を受けている人達のことです。
特殊学級がかえって自立支援を阻害するような学校なら必要ないような気もします。
どうも親のエゴに洗脳されているだけとしか思えないんですよね。

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