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「ら抜き」言葉についてです。元は関西方言だったかと思いますが、最近では一段活用動詞の可能形も五段活用動詞同様「れる」で話す人がかなり多いと思います。(食べられる→食べれる、見られる→見れる、と本来の「ら」が抜け落ちる)

私自身は受身形(妹に私のお菓子を食べられた・友だちに携帯を見られた)と、はっきり語形で違いができるので、可能形は「+れる」受身形は「+られる」に収斂していくんじゃないかと思っています。(「れる・られる」は尊敬も作るのでややこしい)

が、国語審議会では(確か)、まだ「ら抜き」を受容しないというか認めないような答申をしましたよね。皆さんはどう思われますか?公式使用はまだ早いと思われますか?それとも、もう使用して良いと思われますか?

  • 質問者:関西人
  • 質問日時:2008-07-05 14:10:58
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う~ん、関西のイントネーションでないとしっくりはきませんよね・・・

  • 回答者:やす (質問から7日後)
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「ら」抜き言葉について最初に目にしたのは,高校の現代文のテキストに載っていた言語学者のジイさんだかの評論文でした。やれやれ,30年は前のことです。

当時(工房の頃)古典(古文)のテキストを見ると,「る」「らる」とあり,古文の昔から「ら」抜き表現はあったようで,生意気盛りだった回答者は,ろくに確かめもせずに「あるじゃん」と一人合点しておりました。

さて,そんな昔から批判攻撃の対象になっている「ら」抜き表現ですが,「られる」という言葉が日本語では「丁寧語」「受身」「可能」など複数の意味を持ち,どのニュアンスで使っているのか境界不明なところがあります。まさに「あいまいな日本の私」(大江健三郎)状態です(^^;)。

「サラダ記念日」などのお偉いさん(この人=俵万智も国語審議会委員です)が「ら」抜きに拘っている間に,日本語は土台のところから崩壊しています。やるべきことをせず,重箱の隅をつつくような国語審議会は,全く役に立っていない会議体であり,この人達に関わらず「ら」抜き言葉を使いたい人は勝手に使えば良いと思います。

ただし,私個人は「ら抜き」言葉を使いたくありません。橋本治がどこかに書いていたように,「ら抜き」言葉は日本語として「美しくないから」です。

  • 回答者:そこいらのおじさん (質問から7日後)
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関西です。「ら」を抜くことが多いかもしれないですね(笑)特に子ども相手だとそうなります。

子どもに「一人で食べれる?」「自分で着れる?」・・・この場合着られるはおかしい気がしますが?どうなんでしょう、ややこしいですね。

ただ、話す場や相手、状況によって違います。
公式使用については賛否両論あるところなので、使わないほうが賢明だと思います。

  • 回答者:らら (質問から6日後)
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実は自分も以前より全く同じ事を思っていました!

食べられる・見られる…などなど、可能動詞の食べられるなのか、
食べるの受動形の食べられるなのか…たまに区別がつきづらいです。

つい最近も、タモリのジャポニカロゴスという番組を見ていた時に違和感を感じました。
確か問題は「ゴリラと内田恭子では、どちらが多く肉を食べられるでしょう?」と言った
ような問題だったと思います。 
この問題に対する番組サイドの答えは「ゴリラは肉を食べないので、答えは内田恭子。」
という回答でした。

この答えは「食べられる」の意味を可能動詞として読んだ時の回答だと思いますが
食べるの受動形として(つまりゴリラと内田恭子がエサとなってライオンなどに食べられる)
と判断した場合、ゴリラの方が肉がいっぱいついているので、ゴリラの方が多く肉を食べられる。
……という事になり、ゴリラも正解なのではないだろうか?!と思いました。

国語審議会なんて一部の作家や著名人が集まってるだけで、彼らの選択が常に正しい
日本語であるなんて個人的には思っていませんし、使用に関し何の拘束力も無いです。

むしろ「レモン」という英単語を無理矢理「檸檬」と書いてみたり、本来アルファベット表記の
「サンフランシスコ」を「桑港」なんて書く事を認めている方が、よっぽど日本語の乱れの
ような気がしてます。 日本語の乱れと日本語の進化を一緒にして欲しくないですね。

「ら」を抜かないのが伝統的な正しい日本語だといってた人もいたけど、伝統とか言うなら、
今でも「~しませう。」とか「~で候。」、ちょうちょは「てふてふ」、「麿は~」とか
言ってなきゃならない事になるでしょう。 

と言う事で、国語審議会がどんな判断を下そうが自分は「ら」抜き言葉推進派ですw
もちろん「ら」を抜くのは可能動詞だけで、受動形の方からは抜きませんけどね。

  • 回答者:全くその通り! (質問から3日後)
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お礼コメント

皆さま、ご回答ありがとうございました。
ご意見を伺うものでしたのでベスト回答は選びません。
こちらでまとめてのお返事、ご了承くださいませ。

さて、思った以上に規範意識の強い方が多いという印象でした。
そもそもこういった内容に反応しようということから
ある程度予測はできることではありますが。
まだ「ゆれ」が強く、傾くところまでいっていないようですね。
Tvでの街頭インタビュー等では相当耳にするので
もうほとんど一般化されていると思っておりました。
あとどのくらいで「受身形=られる」「可能形=れる」になるのか
今後も推移を見守ろうと思います。
(私自身は「られる」使用者です、念の為。)

公式使用といったことは考えたことがありませんでしたが、話している相手が嫌がらないなら、そのうえで使いたいのならば使ってもいいのでは。仰るとおりの展開になりそうな世の流れでもありますし。
私個人としては、まだ違和感を覚えますので、無意識ならばともかく、意図的に使われるとさびしさを覚えます。

ら抜き言葉を好まない相手の前では使用しないほうがいいでしょうね。嫌がらせみたいになってしまいますからね(笑)。
私も人が使うことに関しては、気を大きくもって接していきたい心もちではあるのですが、どうにも、難しいです。

  • 回答者: (質問から1日後)
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TPO次第でしょうか

きちんとした場面では、きちんとした言葉を使えばいいと思います

逆に、「ら」抜きに違和感を覚える場面のほうが結構あります

関西人ですが、別に標準にして欲しいとは思えません

  • 回答者:もぉん (質問から9時間後)
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関西方言だったら、関西はそのままで良いつて思いますがね。。
無理に標準弁にする必要性は無いと。。
元々、標準弁に統一って無理なんですよ!
標準弁でしゃべっている地域なんて何処にもないのに。。

国語審議会って、世間知らずで、持論だけを唱えている。。
で、周りから広まっているってなったらOKに、、
過去にも、色々と国会議員等が間違った使い方をしてても指摘もしないで、それが広がったらOKになってしまったって言葉もありますよね!

私は地元の言葉で、全国何処へ行ってもしゃべってます。

  • 回答者:鈴鹿の風 (質問から3時間後)
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きちんとした場ではきちんと話し、
どうでもいいような場では 間違いだろうが 雰囲気で楽しむ会話が
正しい、間違いだけでは決まらない人づきあいの一種マナーだと思います。
TPOで使い分けられる おおらかでチャーミングな大人でありたいですね!

  • 回答者:凛Osaka (質問から2時間後)
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ごく親しい仲間内だけで話す分にはいいでしょうが、
誤用は誤用なんですから、当然公式な場で使用するのは差し控えるのが常識だと思います
また、幾ら親しい仲間内でも話し言葉ではまあいいかもしれませんが、書き言葉では反則ですね
近頃の若い者の言葉遣いで、「さ」入れ言葉も大いに気になります
全体的に舌足らずな傾向が目立ちますが、それは最近の若者の三無主義の反映だと思います
それに迎合するようなもので、決して容認されるべきではありません

  • 回答者:● (質問から13分後)
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「ら抜き」の公式使用?
そんな考えがあるとは思いませんでしたねぇ。

アナウンサー(正しくは、その原稿を書く人)でも、受身形をちゃんと出来ない場合が多いというのに。。。

混乱を招くだけでしょう。

  • 回答者:ムーチョ (質問から11分後)
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