”ブタミンB”と、愛称で言われる豚肉が「ビタミンB」含有の代表となる食品で
1食あたり大人の手を広げた大きさぐらいの薄切り肉1枚で足りるほどです。
レバーも優秀です。
あとは、1食当たり、うなぎなら中半匹で、紅鮭1切、サツマイモなら中1本、
パスタなら普通量1食分でそれぞれ1食あたりに摂りたいビタミンBがとれます。
食べ方にも注目です。食べ方で大きく吸収率が違います。
うなぎや鮭は、多く含むので良いですが、こういう川魚類に属する魚には
ビタミンBを分解してしまうアノイリナーゼという物質が同時に含まれており、ビタミンBを壊す作用もあるのです。
ただし、加熱でアノイリナーゼは壊れますので、川魚類などは必ず加熱します。
サーモンの生の刺身などは、ビタミンBを壊すということです。
また、効率よく取り込むために一緒に摂りたいのは、玉ネギ・ニンニク・ニラ・ネギ・わけぎなどです。
これらに含まれるアリシンという物質がビタミンB1に反応し、アリチアミンを作り出して、それにより効率よく取り込みます。
また、アリチアミンは加熱に強く、上で述べた逆作用を回避するための加熱が有効なので便利です。
例えば、豚肉で作る肉ニラ炒めやレバニラ炒め、ニンニクを使うサーモンムニエルなど、また豚のしょうが焼きでも玉ネギと共に焼いて作ると高価が倍増します。